そろそろSDGsについて少し考えてみる?
こんにちは。眼鏡野 猫です。
SDGsという言葉はもうすでに一般的になっていますね。
テレビやインターネットなどの情報媒体で見ない日はないですし、広く認識されていると言っていいと思います。
ただ多くの人が「SDGs」という言葉と、「持続可能な世界にしていくための17の目標」というところで止まっているのではないでしょうか。
少なくとも私はそうです。
なので今日はあと半歩だけSDGsについて知ってみようと思います。
SDGsが掲げる17の目標をを改めて知る
SDGsとはサステナブル・デベロップメント・ゴールズの略で、持続可能な開発目標と訳します。
2015年に国際サミットにて採択されたもので、2016年からスタートして2030年までの15年間で達成しようとしている目標です。
余談ではありますが、SDGsはいきなり出てきた話ではなく2000年に国連で掲げられた8つの開発目標「MDGs(ミレニアム・デベロップメント・ゴールズ)」の後継という位置づけになっています。
SDGsが掲げている目標は17個あります。
大まかに分けると1~6は貧困や飢餓、教育や健康といった内容となっており、基本的な人権に対する内容と言えるでしょう。
7~12はエネルギーや経済成長、まちづくりという内容で経済と持続可能性の両立を目指していく内容となります。
そして13~17は気候変動や海・陸、平和などとなっており、地球全体の話になっています。
実は17の目標だけではない!?
SDGsは17の目標ばかりがスポットライトを浴びますが、目標を掲げて終わりというわけではありません。
17の目標を達成するための具体的な目標である169のターゲットがあります。
例を挙げるとSDGsの1「貧困をなくそう」の1-1ターゲットは「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる」となっています。
また、169あるターゲットの詳細としてさらに244の指標が存在します。
細かく読んでいく必要はないと思いますが、17の目標は3段階になっている、と覚えると良いかもしれません。
なぜ今SDGsなのか?
2015年に採択されて2016年からスタートしているSDGsですが、ここ1年くらいで一気に広がったという感覚の方が多いのではないでしょうか。
政府や企業、有識者などが地道に活動を続けてきたということもあります。
しかし、実はSDGsの取り組みは目標としていたところには届いていないというのが現状なのです。
そこで国連は2019年に、2020年~2030年までの間を”行動の10年”と位置付けて目標達成に向けて更なる活動を進めていくことにしたのです。
結果あらゆるメディアでSDGsの取り組みが取り上げられることとなり、広く一般的に浸透していったというわけです。
SDGsをほんの少し学んだ感想
世界の貧困や差別、国家間の格差、自然破壊など地球には非常に多くの問題があります。
問題を解決するためには、まずは正しく理解するということから始めるべきだと思います。
SDGsで目標とされている理由はそこに問題があるからで、正しく理解してそれぞれの立場でできることを無理せずに行っていく必要があるのだと考えました。
こうやって、誰かの目に触れるようにSDGsについて発信するのも私ができることの一つなのかもしれません。