主体性のない学生のための就活#3
引き続き、何となく学生をしている人のための就活アドバイスです。
#1と#2では主体性がない学生こそ早く就活を始めるべきだという話をした。
#3は企業の選び方について話をしようと思う。
やりたい・興味がある・仕事にしてみたい業界や企業があればそこに突き進むのが一番だと思う。
でも世の中にはたくさんの企業・仕事があるし、簡単には決められない。
特に、何がしたいのか分からない人にとっては。。。
企業の選び方については様々な意見があると思う。
業界で選んだり、会社規模で選んだり、将来性や福利厚生で選ぶ人もいるだろう。
私が勧めるのは、仕事内容で選ぶことである。
しかも、できるだけ「具体的」に。
例えば営業
・何を売る?
・誰に売る? 企業営業(BtoB)/一般消費者営業(BtoC)
・どうやって売る? 新規開拓/ルート
・どこで売る? 店舗/訪問/電話/インターネット
など、営業一つとっても考えることは多い。
一般的な就活の方法とは逆の発想になるが、私はこれをオススメしたい。
なぜなら、就活はそんなに甘くないから。
とりあえず・なんとなくではいけないのである。
私たち主体性が乏しい人は、分かりやすい言葉に流されやすい。
就活の場で言うと、企業理念や経営方針のような。
就活でその辺りを志望動機にしたところでアピールにも何にもならない。
だって、書いてあるし。
だからこそもっと具体的なところを攻めていくべきだと考える。
具体的に「この仕事がしたい!」を貫き通す方がよっぽど面接官の心に刺さる。
職種や部署は会社が適性を見ながら決めるものじゃないの?と思っている方もいるだろう。
答えは、ほぼノーだと思う。
仕事への適性は成長によって変化するものである。
入社を担当する人事は、入社してもらった学生には簡単に辞めてもらっては困る。
そう考えると、できるだけ希望を叶えながら人選していくほうが効率的だ。
だから、具体的な仕事内容から入っていく就活がオススメなのである。
そして具体的に仕事内容を聞くには実際に働いている人に聞くのが一番近道だ。
説明会やOB/OG訪問、最近はSNSを使うことも増えている。
質問するポイントは「実際に何をしているのか?」を聞くことだ。
仕事のやりがいとか、苦労したことなんかをよく質問しているが、そんなものは人によって変わる。
営業であればアポ取りだったり、売るための資料作成だったりと販売活動だけではない仕事があるはず。
そんなところを深堀りしながら具体的なイメージを固めていくと良いだろう。
あなたは、どんな仕事がしたいですか?