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発達障害児だからこそあったら良いと思った防災グッズ

この記事の内容は

実際に避難所に泊まってみて、発達障害児が避難所で過ごす時にあったら良いと思った防災グッズを紹介します。

各通販サイトのリンクを貼っていますが、購入しても私に収益は一切入リません。これらは実際に我が家で揃えているものです。

①ヘッドランプと防災ラジオ

明かりがないと人は途端に不安になりやすいです。両手が使える方が都合が良いので、電池式のヘッドランプを備えています。

発達障害児にとってテレビの災害ニュースは、映像として記憶に残りすぎる懸念があると言われています。そのため意図的に情報をセーブしたいけれども、親のほうは災害情報を知りたい時に防災ラジオが役立ちます。こちらは短波放送が付いているのでお気に入りです。

いろいろなラジオがあると思いますが、手回ししても全然充電が溜まらない機種もあるので、災害時には電池が入れられるものが使い勝手が良かったです。

②耳栓

とりあえず大人用の耳栓が必須だと思いました。
なぜなら、テレビの前で皆で喋りながら夜を過ごす人、ネットニュースを見ている人、いびきが大きい人、認知症で夜間に不安になる人など、避難所にはいろいろな夜の過ごし方をする方がいらっしゃいます。
自分の睡眠を確保し、メンタルを少しでも安定させるために、充電が不要な耳栓があると良いです。

③ポンチョ

雨合羽ではなく、ポンチョがオススメです。
このサイズだと隠すものがなくてもポンチョの中で着替えをしたり、低学年小学生の子供までなら中で抱っこすることができます。
またしゃがんでトイレをすることもできますし、保温や子供の視界を遮るための仕切りがわりにも使えます。

④内側がメッシュの1人用テント

我が家にはポップアップテントも、1人用登山テントもあります。
室内で開いたことがある方は分かると思いますが、ポップアップテントや快適なサイズの登山用テントは室内だと意外と大きいんです。広い体育館なら良いかもしれませんが、避難所初日に広げる勇気は私にはありませんでした。
(私は経験がありませんがあまりにも立派なテントだと着替えや授乳に貸して欲しいという人や、みんなで使おうと言う話が出てきたりして大変だったと言う話も聞きます)

ですが個室がない時、発達障害児親子にとっては、初日こそできれば仕切りが欲しいところです。
基本的にはポンチョやシュラフで対応するつもりですが、いざと言う時に使えるものをと思い、我が家は自転車やバイクに携行できるような大きさの小さいテントを車内に準備しています。
このテントは170cmの大人が座っても少し天井に余裕があります。横幅も大人1人と子供1人が寝そべって寝れる余裕があります。これ以上大きいと迷惑になりそうだけれど、余裕は欲しいギリギリのラインです。
私は握力が小さい子供並にしかないのですが、そんな私でも設置ができます。

夏場の体育館は扉や窓を開けていてもかなり暑いです。このテントはインナー(内側)が全面メッシュ素材で通気性が良く、上からフライシートをかぶせる形です。
(また、体育館で直接テントを張るとポールが床にカチカチとぶつかる音やアルミシートのカサカサと言う音でも、周囲の人にとっては不快な音として感じる場合があるので、実際に使うときには床材に注意する必要があると思っています)

⑤ポータブル充電器とNintendo Switch

避難所に行った時、他に注意をそらせるNintendoSwitchには本当に助けられました。
ただ使い続けると半日ともたないので、子供にはトランプカードなど電気を使わずに済む遊びのバリエーションを増やしてあげておいた方が良いと思っています。携帯の充電など色々と使うので、大容量のポータブル充電器は大事だと思いました。

⑥ペットボトルの水

我が家は親子ともども内服をしているため、少なくても1本はペットボトルの水を持っておくとよかったです。子供は口の中に直接粉薬を入れて、ペットボトルの水で流し込むということに慣れておいて良かったなと思いました。紙コップなども限りがありますので。

以上が我が家が「実際に避難所の宿泊を経験した結果、発達障害児だからこそあったら良いと感じた防災グッズ」についての紹介でした。

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