毎回、同じことを書いている気がしますが、
今日も天気が良く、暑いです。
最高気温は関東から九州で35℃以上の猛暑日になる予想です。
東北南部と北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州の
38都府県に熱中症警戒アラートが発表されています。
熱中症に気を付けましょう。
最近、健診で微妙にクレアチニン値が高く、
C判定の人がやや多いような気が。
暑いので脱水とかもあるんでしょうか。
本日は、
腎機能障害(腎不全)がある方の腎臓食について。
Cleaveland Clinicから
Renal Diet Basicsです。
腎臓は血液から不要なものを,
尿中に排出してくれる臓器です。
次にナトリウム、カリウム、リン酸の食事制限の説明が続きます。
ナトリウム300mg=塩0.76gです。ちょっと厳しい。
日本のガイドラインでは(CKD診療ガイドライン2018)では、
1日あたり3g以上6g未満となっています。
個人的には、クレージーソルトが好きなんですけど。
最近はほとんど食べてないですが、
ハンバーガー、ステーキなんも、
たまには食べたい。
果物、野菜、シリアル、豆類は控えるのがよろしいようです。
スイカは、カリウムを多く含みますが、
利尿作用があるので腎臓に良いとされてます。
それも、腎機能障害の程度によるので医師と要相談です。
芋は変色防止、アク抜きなどで水にさらしますが、
カリウムも水に溶けやすいので、
水に浸すのがよいとのことです。
骨折はさけたいですね。
ジュース、ビールも駄目なんですね・・・
タンパク質について言及が無かったので追加です。
NEPHCURE Kidey Internationalから
Renal Dietです。
ちなみに日本のガイドラインでは(CKD診療ガイドライン2018)
CKD(慢性腎臓病) stage G3a/bでは0.8-1.0g/kg/日、
stage G4/5では0.6-0.8kg/日となっています。
蛋白制限ばかり気を付けると
カロリーが低くなってしまうので、
十分なカロリー摂取も必要です。
カロリー摂取量が低いと、
足りないカロリーを補うために、筋肉が分解されます。
この時にも老廃物が体内で作られるため、
結局は、腎臓に負担をかけてしまいます。