おしごと紹介|やっとかめ文化祭DOORS「もーやぁこマガジン」記事執筆
明日から10月だというのにまだまだ夏日が続きますね。
さて今回は、9月中旬に公開した記事をご紹介。
名古屋市主催のイベント「やっとかめ文化祭DOORS」の関連ウェブコンテンツ「もーやぁこマガジン」にて公開しています。
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ざっくりといえば、方言=地域に根差したことばを切り口に、名古屋を捉えることに挑戦した、という内容です。
企画・運営を担当した「やっとかめ文化祭DOORS」プログラム「方言学視点で捉える名古屋“らしさ”」の内容や事前打ち合わせ、事後取材などをもとに執筆しました。
方言地理学、方言区画論、談話・言語行動などなど、とても興味の惹かれる内容ばかりで、企画を担当した本人が多分いちばん楽しんでいました。笑
「方言学視点で捉える名古屋“らしさ”」にご登壇いただいた名古屋市立大学の椎名渉子先生のチャーミングな語り口による学術的な解説と、「ゆる言語学ラジオ」でおなじみの水野太貴さんの軽妙なファシリテーションがとてもすばらしく、おふたりの言葉をそのまま記事化することも考えました。
けれど、当日の熱量、グルーヴ感を伝えるとなると、記事という形式はあまりフィットしない。そう思い、いろいろと考えを巡らした末に、自分なりの考察をまとめてみる方向に落ち着きました。
まぁ、そんな方向に決めたことで、かなりの難産となりましたが…。
(オチの部分、実は数回ごそっと書き直しています…)
個人的に、今回の記事のように自分の考察をまとめる記事というのは執筆経験があまりなかったので、難しさもありましたが、とても楽しかったです。
「これを書けて良かった」と心から思える記事になりました。
じっくりことば、方言に向き合い続けてきたのもあって、今ではテレビやラジオを聞いていても方言に意識が向きやすくなったように感じます。
「ゆる言語学ラジオ」で公開された名古屋方言をテーマにした配信も、とっても面白かったです!
(椎名先生が台本を監修されています)
もっと研究が進んで、新たな発見があったら「やっとかめ文化祭DOORS」でリバイバル回を開けたらな…なんて妄想も膨らみます。
妄想が現実になるように、研究が進むことを願いつつ、やっとかめ文化祭DOORSも続けていけるよう精進せねば、といったところです。
あ!今年も10月26日から「やっとかめ文化祭DOORS」始まります〜!
こちらもお楽しみに。