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弱視治療でアイパッチ 「目を使う遊び」って何ぞー!?
こんにちは、近藤ろいです。
今、4歳半の上の娘は、片目が強い遠視のため、眼鏡を掛けて過ごしています。
遠視性不同視弱視といいます。
治療用の眼鏡を掛けても視力が上がらなかったので、見える方の目をわざと隠し、見えない方の目だけを使わせる「アイパッチ治療」も行っています。
4歳児をなだめながら、アイパッチを着けてもらい始めて約半年。
ちょっと視力が伸び悩んでいるのかな、頭打ちじゃないといいな、と思うような受診結果だったので、そんなモヤモヤを吐き出します。
なおこの記事に解決しました報告はありません。
「わからない!」ということをあの手この手で叫んでいるだけの記事になります。
どうやったら視力が上がるかわからない
半年前、アイパッチをすることになった時に、主治医の先生からこんな指示がありました。
「アイパッチ中は目を使う遊びをしなさい」。
「先生、目を使う遊びってどんなものですか?」と聞くと、
「塗り絵とか」と一言。
勇気を出して「他には」とお尋ねすると、
「うーん動画を見ることとかかなあ。テレビは意味ないよ」と言われました。
…つまりどんな遊びなんですか先生!?
とは、なかなか勇気を出しては追求できず。
しかし困りました。
他の 眼科さんのサイトやみるみるネットを見ても、だいたい出てくるのは「塗り絵、動画、字ひろいなど」。
しかし私は分からないのです。
この三題噺を頂いたところで、上位概念も下位概念も思いつかんのです。
こちらは毎日のことなので、投げることがでいるボールが「塗り絵、動画、字ひろいなど」では間がもたんのだ。
しかし目の前には、「嫌だけどアイパッチやってやらあ」という選手(我が子)がギラギラしてバットを構えているので、
こちらとしては何かの球を投げなくてはならない。
仕方がない。
正しい遊びを正しく提供 >>> わからないなりにそれっぽい遊びを毎日提供 >>> わからないから何もしない
だと思って、こわごわ遊びを提案しています。
いっそ机の上で細々やる遊びなら、全て目を使うんじゃないかな?
とすら思ってしまいます。
でも本当にそれだけでいいのか?と親としては 気になるわけです。
どんなことをしたら本当に目を使っていることになるのか?
そのうち、特に視力の向上につながるのはどんな目の使い方か?
どのくらい対象と離れていたら意味がないのか?
テレビは遠くを見る目の使い方だから意味ないって言われたけれど、アイパッチを定着させるにはいい補助材料ではないのか?
テレビを見る時、日本語字幕表示をさせたら読むから目を使うんじゃないのか?
アイパッチ中の遊びを提案するのは素人というこわさ
娘に、日々アイパッチ療法という治療を提供している第一人者は私(母親)な訳ですが、私、素人なんですよ。
私が「こういう遊びAがいいのかな?」と思ってやらせたけれど、
本当はむしろ遊びBをさせた方が視力の向上につながったのに、無知故に貴重な時間を取りこぼしていたりしないか?
という恐れが常にあります。
キーワードがほしい
理解を深めるために、せめてキーワードが欲しいとつくづく思います。
「目と手の供応を強化するときにする遊び」とか、
「ビジョントレーニング」とか。
視覚機能改善のための上記のキーワードをインターネットで検索してみたり、インスタグラムで紹介されている子どもの作業療法の遊びや、高齢者のデイサービス向けの取り組みなんかも参考にさせていただいています。
ただ、それらは確かに「見る」ことや、「見て、やる」ことを強化する遊びではありますが、どれも両眼視が前提の遊びです。
つまり目の機能そのものを育てる遊びであっても、
遮蔽している間の単眼を育てるための遊びとイコールではないのです 。
単眼視で、弱い方の目を育てるために、両眼視の時と同じようなビジョントレーニング的な遊びをしたら効果があるのか?
もっともっと単純でもっともっと日常的な、ニューブロックとか工作をするとか、あるいは「アイパッチをしてごはんを食べる」というだけでも効果があるのか?
本当はどんな遊びをしても治療成績は変わらなくて、実のところ、
治療開始年齢に加えて微小角斜視が出現しちゃうかや、治療開始前の弱い方の目が獲得していた視力のみに依存するのか?
そこがわからない!
ああ、誰か教えて欲しい。
そんなわけで、今日もインターネット上で大きな声で助けを求める
既にお気づきかと思われますが、うちのブログは
「がんばっています、うまくいってます(キラキラ)」という今流行りのノリではなく、
「うーん、わからん。わからんなりに取り組んでいるけど、うまく行っているのかわからん」
みたいな格好悪いことを大きな声で垂れ流しているブログです。
それは、同じように手探りでわが子の目と生活と向き合っておられる親御さんと、決して直接語ることはなくても、共感し合えたらと思うからです。
そして大きな声で助けを求め続けていたら、誰かがコメント欄とかで助けてくれないかな? という期待もある訳です。
以前お世話になったように、元・治療を受けていた子どもの立場から、とか。
通りすがりの眼科医さんや視能訓練士さんとか。
私よりもずっと治療の予後に肉薄した体験をお持ちの方がおられると思うので、
どなたか灯を与えてほしいと思う今日この頃です。
余談ですが…わからないなりに参考にしているもの
これだけでは救いがないので。
前半に出てきた、「両眼視向けだけど視覚機能向上のための解説と無料プリントを提供してくだっているサイト」に、
わかさ生活の「メノコト」
があります。
ブルブルブルブルアイアイ ブルーベリーアイ(アイ!)
のCMで同じのわかさ生活さん。
「見るとは何か?」といった解説や、
「追従性眼球運動」「跳躍性眼球運動」といった、視覚機能の下位概念になるような用語解説も並んでいます。
ビジョントレーニングになるようなプリントも無料で提供して頂いています。
ただ、プリントのほとんどは、わが子にはそのままでは使えませんでした。
例えば1から30までを探す遊びというのがありますが、うちの子まだ10までしかまともに読めないんですよね。
この辺り、不同視弱視の発見年齢が早まったので、3歳、4歳ができるように改変されたプリ ントはもっと充実しないかなあと思います。
あともう一つ。
自動車メーカーHONDA HONDA Kids 知育プリントコーナー
https://www.honda.co.jp/kids/okeiko/
知育プリント屋さんや教育屋さんではなくて、自動車メーカーさんが子育て家庭を楽しく!というコンセプトで展開されていて、嬉しい驚きでした。
ということで、これらを参考にしながら、似たような知育の無料プリントなどを探してはせっせと印刷する日々です。
がんばっているどの家庭も、視力が向上するといいなあ。
![](https://assets.st-note.com/img/1708180922292-pmBtatHkeW.png?width=1200)
最後に…以下宣伝です
3歳児健診で見つかり、治療を受けることになった経過を描いた絵本を作ってみたり(有料販売しています)、
簡単にできる布アイパッチの型紙を提案したり、
習慣化アプリ 「みんチャレ」で励ましあうチームを作ったりしています。
てはまた〜!