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伊勢志摩にフェリーで上陸し、特急しまかぜで帰る旅

品川駅から豊橋駅。  そしてレンタカーへ。。。

1日目:
新幹線の中から富士山を見ながら、味噌カツサンドイッチを頬張る。
これから運転するので、残念ながらお酒はナシだ。雲は出ているけれど、富士山は雄大な眺めを堪能できた。品川から豊橋は、約1時間。
都心から京都や大阪までのような、ゆったり感は少なめ。手前だからね。でも乗り物が好きなら、新幹線→自動車→フェリーという3点セットは魅力的だと思う。トリプル・コンボ実現のためには、頑張れるわ。

豊橋のレンタカーは、事前に予約しておいた。初レンタカー。中古のマイカー以外で初めて。あと一番安いランクにしたら、軽自動車だったわ。初レンタカーで、初ケー。案内されて気づくドライバーもドライバーだけど、コレは楽しまないと損なパターン(ポジティブに!)。
キーって差し込むんだね!ぐるりと回してエンジン音が出た。映画みたい!マイカーは2020年代の車だから、キーホールというレトロ技術を使ったことが無かった(「なかった」って書こう風潮ですが、この漢字が好きなので)。

目指すは伊良湖旅客ターミナル。豊橋駅から、1時間ちょっとの旅。初めての車。初めての道。初カーフェリー。皆様に、この未知なる道への緊張が伝わると良いのだか。
私は搭載のカーナビが使えないので、いつものアプリ"GoogleMap"先生。ぐーぐるセンセイ、お願いします!どうか、位置情報の近さだけで勝手に「案内を終了します」宣言しないでください。

Googleの神々に祈りながらも(私は多神教が好きだから。MapもClassroomも他にも祈ります)、豊橋駅前のメインストリートを通り過ぎる。ケーが多くて内心とても嬉しい。勝手だけれど妙な仲間な意識が芽生えて、後ろのBMWに勝手にイラついてる。BMWに何の罪はない。
市街地から抜けると、繁茂する木々が眩しい。そして隆起する地形が途切れると、瑞々しい畑やビニールハウスが広がっている。トラクターが路上を区切ってくる。素敵だね。都心で、トラクターが横切る風景を見たことがあるかい?これが見たかったんだよ!

直後、視界全面に広がる海岸線。ありがとう、レンタル・ケー。この風景を見せてくれて。風力発電と船とモコモコした地形。空のアオと海のアオ、侵食するボップコーンのような島々、見たかった光景だわ。ぽにょかよ。癒される。本当に感謝。

ターミナルに着いちゃった。フェリーのチケットは簡単だった。伊良湖〜鳥羽フェリーは、1日に9本くらいある。ハイシーズンじゃなければ、予約しなくても大丈夫だと思う。キャンカなどは不明です。私はケーだから。車がフェリーを使う日常。。。私には悶絶です。出航15分前から、ケーで準備万端で待つ!5分前行動!コーヒーも買う!バッチ来い!
チケットを見せて、誘導員の指示に従う。あっという間に、カーフェリー内に案内される(早い!ハヤイよ。あと4回くらいできるのに。。。)

50分程度で、鳥羽港に着いちゃったよ。
私、グランドライン突入のイメージがあったんですけど!カーフェリーから出た途端、Google 先生から冷静に「三重県に入りました」コメントが車内に響いて、前の自動車に続いてスーっと降りてく。そうだ。三重県だ。伊勢海老だ!鳥羽水族館だ!

Day2に続く。。。


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