スイングバイというものの話
私、独身です。
来年45歳になります。うっふっふ(゜∀゜)
文章を書くのが好きで、たまに文章の語尾に「ざます」をつけたりします。
おそ松くんに出てくる「イヤミ」、怪物くんに出てくる「ドラキュラ」などの、くちがとんがったキャラクターが好きです。
邦楽は「すかんち」というロックバンドが好きです。
ROLLYさんの歌声と、愛に満ちたパクリをふんだんに散りばめた音楽性が好きです。
あと「平沢進」さんの楽曲もとても好きです。
平沢進さんの描く世界観が好きです。異世界から情報をもらっているような感覚になります。
田中芳樹さんの「銀河英雄伝説」が好きです。
かと思えば、暁なつめさんの「この素晴らしい世界に祝福を!」も大好きです。
漫画では、ギャグ漫画日和が好きです。
天才バカボンも好きです。
その他には猫が好きで、猫と簡単な会話ができます。
けっこう、猫たちも人間の言う事を理解してるもんです。
趣味は「チェコ語の翻訳」です。チェコ語で書かれた歴史書を読み、翻訳して「あるもの」を調べています。
あるもの、とは「自分の前世」です。
自分の前世に興味を持ち、前世の名前や住んでいた場所を特定し、そこへ旅行に行きました。
前世は15世紀のチェコ人でした。
イケメンで、モテモテな貴族でした。
私は正常です、心配なさらないで(笑)
今世での異性とのお付き合いや結婚についてですが、これがまあ見事なほどに、女性とうまく行ったことがございません。
30代の半ばごろまでは、「自分はイケる」と思っておりまして、出会いを求めて婚活パーティーなどにも積極的に参加したりしておりました。
けれど、どうにも当時の私は自己アピールできるものに乏しく、劣等感や焦燥感にまみれておりましたので、女性の側もそれを感じていたことでしょう。今なら分かります。
焦っている男と付き合っても楽しくない、というのが、今なら分かります。
私から焦りがなくなったのは、ついここ数年のことです。
そうです、私が自分の前世に興味を持ち、それについていろいろ調べ始めた頃から、お付き合いとか結婚とかに焦る気持ちがなくなりました。
モテなさすぎて現実逃避している、と見えるかもしれませんが、それもまた善しでございますぞ。
没頭できるものがあるというのは、それだけで人生に活力がみなぎるのです。
逆に、活力も無く、劣等感と焦燥感に押されてとった行動は、あんまり良い結果につながりません。
例えば世間体を気にして、「もうその歳なんだから結婚しなさい」なんて言葉に従ったとしても、乗り気じゃない心をぶら下げて動いていたのでは、同じように妥協を求めているような相手としか巡り合うことができないのだと、今なら分かります。
心の変化は、出会う人を変えます。
出会いが人生を変えることもありますが、自分を変えるような出会いを引き寄せる源泉は自分の中にあると思いますのです。
私の心は、2017年の5月に大怪我をしたことにより、大きく変わったのです。
ところで、惑星探査機ボイジャーなどの航行に使用されている「スイングバイ」という技法ってご存じでしょうか?
探査機の推進力には限りがありますので、長距離・長時間を航行するために、惑星の引力を利用するというものだそうです。
惑星は引力を持ちますので、近づくと引っ張られます。その引っ張る力で探査機を加速させ、同時に方向転換をするというものです。
ちなみに、加速が不十分だとその惑星の引力圏から脱出できず、衛星軌道上をぐるぐる回ることになるそうです。
私が今まで出会った素敵な女性たちは、皆私の人生の方向転換と加速を与えてくれる偉大な惑星のような存在でした、ということが言いたくてこの話を書きました。
私に「前世探求」を教えてくれた人。
私に「行くべき場所」を示してくれた人。
人生の要所で、迷った私の道案内をしてくれた人たちがいました。
彼女たちとの出会いにより、私の前世探求は加速し、はっきりとした方向性を得ることができたのです。
それはまるで、スイングバイ。
スイングバイのための出会いでしたから、私は彼女たちの衛星にはならない運命だったんです。
私に「前世と同じ体験」をさせるため、あえて嫌な役を引き受けてくれた人もいます。
私をさんざん悩ませて、役目を終えたかのようなタイミングで私の前から去っていきました。
しかし、歴史書にそっくりな出来事が書いてあったとき、「これを再体験させるために必要な出会いだったんだ」と理解することができました。
嫌な人との出会いも大切なのです。
私の右腕の怪我もそう。
痛みと痺れが続いていることにも意味があるし、それを家族がなかなか理解してくれなくて悲しい思いをするのにも、ちゃんと意味があるのです。
例えばnoteの世界で、苦しみに悶えている人に、私だからこそ伝えられる言葉があったりするんだと思うのです。
そう、私も誰かにとっての惑星でありたいですね。