万年筆を2本だけ持っている。
大して使わないくせに文房具が好きだ。
手帳はgoogle calendarに代替されてしまったし、メモはデジタルな方が便利だと思っている。だから始終ブログやらこのnoteやらを書いてるわけで。
でも、なぜか文房具にはいつも魅かれてしまう。
結婚するとき、結納返しに欲しかった万年筆を貰った。
使う機会はほぼないのだけど、今見ても本当に美しい万年筆だ。
WATERMANのセレニテという万年筆で、とにかく曲線が美しい。
そうそう、青山の書斎館で見て一目惚れしたんだった気がする。
開業当初学生だったけれど、このお店は一目で気に入ってしまい何度か通ううちに万年筆の歴史などを教えてもらった。漱石も使っていたというオノトの万年筆を教えてくれたのもこのお店だった。
ペン先が柔らかく、力のかけ具合で線の太さが変わる、筆のような万年筆。オノトはインクを入れるのにも一手間かかる万年筆だが、その手間のかかり方も愛おしく思える万年筆でもあった。
丸善などでは展示はしていても非売品、と言っていたのだけど、
1本売ってくれた。
改めて調べてみると、幻の1本らしい。
しかし、残念ながら手で何かを書く機会はどんどん減ってきていて、
宝の持ち腐れ感もする。
近年話題の前田裕二ばりのメモ魔になると色々書く機会が増えるのだろうけど、メモもデジタルにしておきたい派。一番の理由はいつでもどこでも見られる事と検索性なんだけど、じゃあいうほど見るのかと言われるとそんなこともないなと思ったり。
てことは別に手書きメモでも良いのかもしれない。。
悩みング。
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