トカゲの尻尾は切られるものではなく、切るもの。
ワンコロ警察のマルチーズ署長の依頼でブラックシャドー団の検挙に協力するおしりたんてい。
警察署のシーンがちらほらあるのだけど、ワンコロ警察署だけに標語がとにかく「ワン」づくし。
・あんぜんナンバーワン
・ワンダフルなまちへ
・おわりよければワンダフル
・ワンフォーオール、オールフォーワン
今年はラグビーのW杯もあることだし、「ワンフォーオール、オールフォーワン」がもうちょい流行るのではないかと予想。
ブラックシャドー団の下っ端はヘマするとトカゲの尻尾切りのように切り捨てられてしまうのだけど、そもそもトカゲの尻尾は切られるものではなく、切るものなのだ。
自切と言って、自ら状況に応じて切るのである。
自切した尾は、しばらく動き回ることで外敵の注意を引きその隙に逃げることができる。
まぁリーダーの判断によって切られる尾のような存在が下っ端たちということなので、所詮お前たちは尾だと言われてしまえば、切られる存在に違いないのだけど。
でもこうやって切られた方の尻尾の立場で語られる言葉ってこと自体が面白い。
切り捨てられたトカゲの尻尾に哀愁を感じ、そこに一抹の共感や同情を覚えてしまう感性は面白いよね。
「とこやさんに うかぶ ゆうれい」は文字通り、床屋に幽霊が出る話。
「バーバーケガニ」で相次ぐ幽霊の目撃情報が・・・
床屋=ハサミ=蟹というだけでなく、毛ガニなんだよね、そりゃ毛ガニ以外考えられないよね、床屋だもん。そういうとこ、しっかりしてるのがおしりたんていの魅力を支えているのだと思う。多分。
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