「正直に言うわ」と彼女は言った。「わたしは理論的な考察はどうでもいいの。ただあなたに愛されたいのよ」 2021/08/13
金曜日。終日在宅。ストレスフルな1週間だった。
改めて、本と酒が友達だと思う。
ロレンス・ダレル『アヴィニョン五重奏』を読み進める。
3巻のコンスタンスに出てきた一節。
「現実の人々が、自分たちの想像力の産物と共存できるとすると例えば、小説のなかでその結合によって生まれるのはどのような子供たちだろう? 取り替え子か?」
まさにそういう小説なのだ。想像力の産物と会話しだす、世界が交差する。頭もこんがらがるけれど、ダレルはディテールの美しさがあるから、わからないなりに楽しめる。
赤ワインを飲む。
都内5773人。とどまるところを知らず。
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