反AI「ウォーターマークを消すと故意性の証明になる」→なりません。
こんにちは、榊正宗です。ウォーターマークについてさらに詳しく解説しますね。
宣伝 本日ガンマミィのクラファン最終日。生成AIの現実的なクリエイター還元をやってるプロジェクトです!
さて、今日も反AIな意見に対して反論してみたいと思います!
「AIの学習を妨害するために画像にウォーターマークを入れるべき」って意見、確かによく聞くんですけど、正直それは現実的じゃないんです。だって、インターネット上には無数の画像があふれてて、その全部にウォーターマークを入れるなんて、無理がありすぎます。もし、仮にできたとしても、AIってその膨大なデータをどんどん吸収して学習するもんだから、ウォーターマークを入れたところで、「あ、新しいデータが来たぞ」くらいに思って、結局はそのウォーターマークすら学習しちゃうんです。場合によっては、そのウォーターマークが自然に消されたり、補完されたりすることだってあるんです。
そもそも、AIが行っている「学習」って、ただのコピーとは全く違うんです。AIは膨大なデータから特徴やパターンを学んで、新しいデータに応用しているんですよね。だから、作品にウォーターマークが入っていようがいまいが、それがAIの学習を妨げるかというと、そうではありません。ウォーターマークはAIにとって「その作品の特徴を知ること」を阻止するものではないんです。
こういったことを知ると、ウォーターマークの存在がクリエイターを守るというより、むしろ反AIの立場に利用されてるんじゃないか、という見方も納得がいくんじゃないかと思います。
さらに、「ウォーターマークを消すことが故意の証拠になる」って主張されてますけど、これもまた難しいんです。AIは日々進化していて、画像のあらゆる欠損部分や異常を自動で補完するように作られてるので、これを違法行為の証拠にするのはちょっと無理があるんじゃないかな、と。AIが勝手にやってるだけであって、それが人間の指示で行われた証拠にはならないんですよね。だから、「AIが勝手に消したから違法!」っていうのは論理的に通らないんです。逆に、ウォーターマークを自動で消せるくらいの技術があることのほうが問題視されるべきで、そこにこそ違法性があるのかどうかを考えるべきなんじゃないかと思います。
ウォーターマークを入れるかどうかをただ議論するのは、正直なところ意味が薄いんですよね。でも、たとえばウォーターマークの代わりに「AIの学習には使わないでほしい」と明示的に伝えられるような、クリエイター側が選べるフォーマットやルールが整備されて、それをAI開発側も尊重する形で運用されるなら、それは大いに賛成です。双方が合意のもとでルールを守る仕組みがあれば、クリエイターにとっても安心感があるし、技術の発展と保護のバランスがとれると思います。
そして、AI絵師が「消せるから意味ない」なんて言っている!と指摘する人もいるけど、実際は多くのAIユーザーは著作権をしっかり尊重してるんです。AI技術を利用する人たちは、むしろルールを守りながら、新しい創作の可能性を模索してるわけで、違法行為を意図してるわけじゃないんです。著作権を無視するのは、AIに限らず他のメディアやツールでもある問題です。AI絵師はクリエイティブな活動をしていて、新しい価値を生み出すことを目指してる人たちなんですから、彼らを「違法行為予備軍」みたいに決めつけるのは、偏った見方じゃないでしょうか。
技術的な観点からも、たとえウォーターマークが自動で消されたとしても、それをどうやって証拠として扱うのかって疑問があります。AIが画像を補完したり修復するのは、ただのデータ処理ですからね。それに「故意性」を求めるのは、さすがに無理があると思いますよ。
誰がどんな意図で画像を操作したのかを証明するには、もっと具体的な証拠が必要ですよね。ただ単にウォーターマークが消えているだけでは、それが意図的なものかどうかまでは分からないわけです。さらに、無償でSNSに公開した作品であれば、経済的な被害を訴えるのも難しいでしょう。公開している以上、「使用されるリスク」もある程度覚悟しておかないといけません。
結局、AIの存在そのものに不安を感じている人が多いのは分かります。でも、まずは冷静に現実を見つめて、偏見を持たずにAIの本質を理解することが大事なんじゃないかと思います。
ウォーターマークって、表向きは「クリエイターの作品を守る」っていうものなんですが、実際にはその効果はほとんど感じられません。むしろ、反AIの勢力が、クリエイターの不安や懸念を利用して「ウォーターマークが必要だ」というイメージを植え付け、AIに対する否定的な印象を強めようとしているように感じます。これでクリエイターたちが「AIは脅威だ」と信じ込むようになれば、技術を拒絶し続けることになりますからね。実際、こうした流れに同調しちゃうと、クリエイター自身が新しい可能性や成長のチャンスを見逃してしまう危険もあるわけです。
だから、こういった意図を見抜いて、安易に賛成しないようにしましょう。大事なクリエイター仲間にも、このことをぜひシェアして下さい!
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