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ウォーターマークはあっさり消えます😭

試しに自作した画像でやってみましたが確かにあっさり消えるんですね

こんにちは榊正宗です!

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デジタルコンテンツの保護方法としてよく知られている「ウォーターマーク」。これまで長く使われてきましたが、最近のAI技術の進化で、なんとその効果がどんどん低下してきているんです。AIを使った画像処理ツールが、ウォーターマークを自動で見つけてサッと消してしまうようになってしまっているんですよ。たとえば、AI Easeっていう無料ツールがあるんですが、これを使うと、写真に入ったウォーターマークもあっという間に消してしまえるんです。

そこで注目され始めているのが、「インビジブル透かし(Invisible Watermark)」と呼ばれる新しい技術です。これ、目には見えない形でデジタルコンテンツに情報を埋め込む方法で、AIでも簡単には取り除けないんです。だから著作権の保護とか、改ざんを防ぐとか、不正利用を追跡するとか、いろんなシーンで役立てられています。

具体的には、フランスのImatagって会社が、この目に見えないウォーターマーク技術を使って、ネット上で画像の追跡を可能にしています。だから画像がサイズ変更されたり、トリミングや圧縮なんかの加工をされても、ウォーターマーク情報は残っているので、元の出所や権利者が確認できるんですよ。

さらに試験の不正対策にも、この電子透かし技術が活用されてるんです。たとえば、Kryterionっていう会社が、試験問題とか結果のページに一意の識別情報を埋め込んで、不正共有や改ざんを防止する仕組みを導入してるんですよ。

こんな感じで、「インビジブル透かし」はこれからのデジタルコンテンツの守護者として頼もしく思われています。今までのウォーターマークがAIに無効化されつつある今、インビジブル透かしが新たなセキュリティ対策として広まっていくことが期待されてますね。

これからデジタルコンテンツを保護する場面で、この技術がどんどん取り入れられていくんじゃないかと思います。

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