ママの料理 その2
私:「今日の給食なに食べた?」
息子:「ごはん!」
私:「と?」
息子:「ごはん!」
私:「と?」
息子:「ごはん~!」
私:「……。」
幼稚園から帰宅した息子とこんな会話が繰り広げられていた日々。ママの料理がシリアルに負けていた頃から時は経ち(ブログ Meg for Life「ママの料理」)息子は小5になりました。“単一野菜主義”は卒業し、食べられる野菜の数も増えております!
さて、体に良いと言われる食材に「まごわやさしい」がありますね。この間、息子とお友達を習い事まで送っていく車の中で
「『まごわやさしい』ってなーんだ?」
聞いてみたら、
「枕投げ!」(食べられますか?)
「ワサビ!」(体にいいか?)
「鹿!」(しりとりじゃないねん!)
などと大爆笑でした。学校では教わらないのかしらね?
ま まめ類
ご ごまなどの種実類
わ わかめなどの海藻類
や やさい
さ さかな・海老などの魚介類
し しいたけなどのきのこ類
い いも類
じーっとリストを見ていると、とりあえずどの類にも息子が食べられるものがあって「ほっ!」けれどまめ類と野菜類がやはり弱点かなぁ?総合的に見て、食べられるものが増えているのでよしとしましょうか。
ところで、「まごわやさしい」を確認すべく検索していたら……なになに?「おかあさんやすめ」だとか「ははきとく」なんていうのもあるの?
お オムライス
か カレーライス
あ アイスクリーム
さん サンドイッチ
や やきそば
す スパゲティ
め 目玉焼き、麺類
は ハンバーグ
は ハムエッグ
き ぎょうざ
と トースト
く クリームシチュー
これは子供が好きな現代食の代表で、柔らかい、脂質が多い、ビタミン・ミネラルが少ないなどの理由から摂りすぎは控えたいものだそうです。確かにうちの息子が好きなものも多々リストアップされています。息子は「チーズ星人」でマカロニチーズが大好き。朝食もトーストやら洋食を出すことが多かったのですが、改心した母、最近では焼き魚など和食を中心にするようになりました。
生まれ育った場所が「魚の町」焼津だけあって、私が子供の頃は毎日のように食卓に刺身やら魚料理が登場していました。今考えるとかなりラッキーですね。息子は生まれはニューヨークでも今では紛れもない「焼津っ子」、テキサス州出身の父親と同じくらい肉を愛すと同時に魚も大好きです。ただ、海外向けにファミリーで楽しめるSushiレシピの本を出版した母の意に反して、Sushiファンではありません。まぁ、成長するにつれて食べられるようになるでしょうからここは焦らずにいるとします。
ある日、知り合いのママさんと話をしていたら、
「うちは肉を濃いめのタレで味付けして焼けば喜んで食べるっていう、まさに男の子の典型なんですよー」
同じです!しかも、息子のみならず夫までもそのタイプなので楽と言えば楽なんですが。それならばと敢えて凝った料理にしないで肉を焼けば、夫が私の料理を「サバイバルクッキング(生きていくための料理ということだそうです)」と命名してくれました。褒めてない!まぁね、料理は得意科目に入りませんよ、確かに。材料を使い切ってしまいたいが故にお化け茶碗蒸しができてしまった大学生時代を思い出します。
最近ではSNSでも色々レシピを見るようになりました。
「なになに?時短クッキング?試さなきゃ!」
「これ、美味しそう!しかも簡単じゃない!?」
そういったものは積極的にトライしますがあまり上手にできたためしがありません。考えれば考えるほど、工夫すればするほど、クッキングの迷路で迷子になっていくのでした。
結論。料理に近道なし。願っていたとおりに炊飯器や包丁を使う料理を食べてくれるようになったことに感謝しつつ、愛情のこもった料理作りに精進して参ります!
心の栄養になった!インスパイアされた!など、評価・サポート頂ければ明日の執筆中のコーヒー代にさせて頂き、精進致します!Thank you very much!