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アンガーマネジメントで手に入れた幸せ

アンガーマネジメント入門講座を学んだ翌日、大きな変化に気づいたのは、東京駅構内でのことだった。

大きなキャリーバックを引きながらの全国出張。
40代になってからというもの、体力の衰えも感じるようになってきた。
そんな私は、東京駅や羽田空港などの人混みに大きなストレスを抱えていたみたい…。

なぜ“みたい”なのか?それは、無自覚だったから。
アンガーマネジメント入門講座を受講して、怒りのメカニズムを理解した私は、自分自身がこれまで人混みでプリプリ怒っていたことに初めて気がついた。

「私、人混みで立ち止まる人がいると、これまでプリプリしてきたな~」
・エスカレーターを下りたところで立ち止まる人
・人混みの中で、急に立ち止まる人
このような人がいると私の怒りの感情が湧き上がってくるのだ。

危なーい!(私、大きなキャリーバック持っているし…)人混みで立ち止まるべきではない!!!と。

怒りのメカニズムとは

怒りの感情は、
①起こった出来事に対して、
②意味づけし、
③怒る(感情の変化)
という3段階のプロセスをたどる。

同じ出来事でも意味づけ次第で、生まれる感情は変わる。
怒りが生まれるかどうかは、自分の「べき」によって変わる。
この自分の「べき」のことを、コアビリーフという。
私のコア・ビリーフ(自分の中にある「べき」)が、私を怒らせる。
ということを学んだ私は、この意味づけを変えてみることに挑戦した。

コア・ビリーフとは?

コア・ビリーフとは、個人が正しいと思っている信念や価値観のこと。
人によって様々なコア・ビリーフを持っている。

これまでの私の怒りのメカニズム(人混み編)

①起こった出来事:人混みで目の前の人が急に立ち止まる
②意味づけ:人混みで急に立ち止まるべきではない。
③怒る(感情の変化):周りの人のことも考えてよ。自分勝手な行動は危ないじゃない!!!

意味づけを変えてみた!

①起こった出来事:人混みで目の前の人が急に立ち止まる
②意味づけ:(立ち止まったこのご婦人は)東京駅初めてなのかな?
 私も海外旅行に行くと立ち止まりキョロキョロしていることあるよな。
③行動:「何か私にお手伝い出来ることはありませんか?」と声をかける。

怒りの感情が芽生えた時に、自分の中にある「べき」に気づくことができたら、意味づけを変えられることもある。もちろん変えられないこともある。
意味づけを変えることができてからの私は、人混みでもプリプリ怒らずに、穏やかな気持ちで過ごすことができている。
アンガーマネジメント、ありがとう!!!

もっと多くの人にアンガーマネジメントを知ってもらいたい!という想いで、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会のアンガーマネジメントファシリテーター資格を取得した。
アンガーマネジメントファシリテータープロフィールはこちら

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