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仏教の教えに則った挙式が仏前式。仏と先祖に感謝し、誓いを立てるというものです。 「輪廻転生(生まれかわり)」の思想がある仏教では、縁の深い人とは来世でも結ばれると考えられており、挙式でも現世だけでなく、来世までの結びつきを願います。 仏前式でも神前式と同じ「三々九度」を行うのですが、仏前式では「式杯(しきはい)」と呼ばれます。また、盃をいただく順序が神前式と逆になります。 式の内容仏前式で重要な儀式とされるのが「念珠授与」、つまり数珠を授けられる儀式です。 新郎には白い房、
日本の神に誓いを立てる、神道の挙式が神前式。 明治33年の大正天皇のご成婚を機に、一般に広まりました。 古くから日本の挙式(祝言)の要として受け継がれてきた「三々九度」は、日本の結婚式の源流とも言える儀式で、仏前式にも取り入れられています。同じ器から食物を分け合い、強い絆を結ぶという意味が込められています。 榊に紙垂をつけた「玉串」を奉げる「玉串奉奠」は神前式だけの儀式。 神が降りてくる依り代を奉げるのです。 新郎新婦がそれぞれ玉串を持ち、拝礼して神前に奉げます。 続いて