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【Baby】赤ちゃんにおすすめの絵本Vol.6〜ねんねのおはなし〜

こんにちは。
PonoLipo Club Workshop and LibraryスタッフのMegです。

今日は赤ちゃんのねんね前の読み聞かせにおすすめの絵本をご紹介したいと思います。

すやすや寝つきのいい赤ちゃんもいれば、なかなか寝てくれなかったり、やっと寝たかなと思ってもすぐに起きてしまったり…

赤ちゃんによって・ご家庭によってねんね事情は様々かなと思います。

\ 赤ちゃんは「いつもと同じ」のルーティンが大好き/

就寝前にいつも読むお気に入りの絵本が1冊あると、「この絵本を読んだらねんね」のルーティンができて、入眠モードへの切り替わりがスムーズになったりすることも。

絵本を広げるとそこにあたたかな親子の世界が生まれるので、例えば…

・旅行や帰省などでねんねの環境が変わったとき
・成長にともない卒乳、断乳など寝る前の授乳がなくなるとき

などなど、環境が変わったり、成長に応じて就寝前の過ごし方に変化があっても、「いつもと同じ」ねんね前のパパママとの絵本タイムが赤ちゃんの安心材料のひとつになったりします。

今回ご紹介する2冊は、どちらも読みながら思わず一緒に「ごろん♪」と寝転がりたくなるようなかわいいねんねのおはなしです。


ねむねむごろん

作:たなかしん
出版社:KADOKAWA

黒い背景に映える柔らかなタッチで描かれたかわいい動物たちと赤ちゃん。
思わず手で触れてみたくなるふんわり優しい質感の絵は、なんと海の砂で描かれています。

赤ちゃんと動物たちがみんなで並んでちょこんと座ってねんねしている表紙を見ているだけで、大人もなんだか眠くなってきてしまいます。

ぞうさんが ねむねむ どしん
くまさんが ねむねむ ごろん
とりさんが ねむねむ くるん

「ねむねむごろん」より引用

と、動物たちそれぞれの『ねむねむ』が続きます。
心地よい言葉の繰り返しとオノマトペのリズムがまるで子守唄のように眠りを誘います。

動物たちが次々と眠りについていくと、最後は赤ちゃんが…

「ねむねむ ぎゅ」

と、ママに抱っこされて幸せそうにすやすやと眠りにつきます。

みんなでごろんとねんねしているページで、あれ??
登場した動物たちのほっこりかわいい種明かしがあります♪

最後のページでは電気が「ぱちん」と消えて、おはなしはおしまい。
そっと絵本を閉じる頃にはすっかりねんねモードに。

ねんね前の親子の時間をふわっとあたたかく包み込んでくれるおはなしです。

息子が3ヶ月の頃からねんね前に読んでいる絵本の一つです。
0歳の頃は、ただじっと絵を見つめて母の声に耳を傾けていた息子ですが、成長ととともに「ごろん」「どしん」と声に出しながら動物たちの『ねむねむ』を真似っこしたり、読み終わると絵本と同じように電気を「ぱちん」と消したがったりと、絵本の世界を再現しながら楽しむ姿が見られるようになりました。

お気に入りすぎて、一時期「もっかい!(もう一回)」と、夜寝る前に息子が満足するまで永遠に読み続けたことも、今となってはよき思い出です。

ねんねんころりん

作:ふじもとのりこ
出版社:世界文化社

「にゃーーん」と鳴き声が聞こえてきそうなぐらい気持ちよさそうに伸びをする猫の表紙が印象的なこの絵本。

色鉛筆で丁寧に描かれたリアルなタッチの動物たちが「ねんねんころりん♪」と眠りについていくおはなしです。
毛の一本一本まで丁寧に描かれた動物たちのもふもふ感がたまりません。
思わず手を伸ばしてなでなでしてみたくなるぐらいのもふもふ・ふわふわ感です。

最初に登場するのは猫。

ねこちゃん ねむねむ 
ねんころり

まあるく ねんね
ねんころり
ねんねん ころり
ねん…

ころりん!

「ねんねんころりん」より引用

犬、うさぎ、そして赤ちゃんが、みんなうとうとと眠そうな表情から「ねんねん ころりん ねん……ころりん!」
その描写の何とリアルなこと!!!
眠る時の表情や手足の曲がり具合、寝転がり方に至るまで…
もうそれは寝息まで聞こえてきそうなぐらいの臨場感!!
親子で声を揃えて「かわいい〜」と、思わず心の声が漏れてしまうぐらい可愛い動物たちと赤ちゃんに釘付けになります。

「ねんねん ころり ねんころり」の言葉の繰り返しがまるでねんねに導く魔法の言葉のように優しく心に響き、読んでいるうちになんだか眠くなってくる不思議な絵本。

夜寝る前にこの絵本を読んでいると、赤ちゃんが登場するころには大あくびをする息子。0歳の頃からずっと読んでいる絵本のひとつなので、この絵本を読むと自然と就寝スイッチが入るようです。

しばらく読んでいないと「そういえば…最近見てなかったな!」という感じで「これこれ♪」と持ってくるぐらい、1歳半を過ぎた今も息子の中では入眠前の鉄板絵本のひとつになっています。

ねんね前に、親子で可愛い動物たちに癒されるとっておきの一冊です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
赤ちゃんのお気に入りの1冊に出会うきっかけになったら嬉しいです。

就寝前の親子の時間がよりあたたかなものになりますように☆

今回ご紹介した絵本以外にも、こぐまちゃんおやすみ」「おやすみゴリラくん」「おつきさまこんばんはなどなど、ねんね前にぴったりなおすすめ絵本はまだまだたくさんあるので、また別の機会に改めてご紹介したいと思います。

今回ご紹介した絵本はこちら↓↓

Meg(いとながめぐみ)
PonoLipo Club Workshop&Libraryスタッフ
保育士|英語保育士|ベビーシッター
英語指導CELTA・TECSOL講師
ベビーマッサージ・ベビーヨガインストラクター

中学・高校時代をタイのバンコクで過ごす。帰国後大学にて幼児教育を専攻し、保育士、幼稚園教諭一種免許取得。横浜の私立幼稚園で働いたのち、海外で保育の経験を積むためにニュージーランドへ渡る。
現地の保育施設、高校などで働き、多様な国籍・文化的背景を持つ子どもたちとの関わりの中で、英語を母国語としない子の背中を後押ししたいと思い、ニュージーランド在住中にケンブリッジ大学認定の英語指導資格CELTA・TECSOLを取得。

帰国後はNPO法人にて小学生や幼稚園児のアフタースクール事業に携わり、2020年よりフリーランスの保育士として英語保育をメインとしたベビーシッターとして活動。

2023年に男児を出産。育休中にベビーマッサージとベビーヨガインストラクターの資格を取得。好奇心旺盛で元気いっぱいのパワフルな男の子の子育てに奮闘中のママ。

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