ネパールのバルフィ
ヒンズー語で「雪」を意味するバルフィは、ネパールやインド、パキスタンなどで広く食べられているお菓子。名前の通り、口の中でホロホロっと溶けて、優しいミルクとナッツの味が広がります。
本場ではギ―という精製バターを入れることもありますが、今回はバター無しで作りました。
■材料
牛乳 150ml
スキムミルク 50g
砂糖 50g
アーモンドプードル 20g
カルダモン 小さじ1(苦手な方は無しでもOK)
トッピング: カシューナッツやココナッツフレークなどお好みで
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1. 温めた牛乳にスキムミルクを入れて溶かしておきます。
2. 厚手の鍋に1と砂糖、アーモンドプードルを入れてゴムベラで混ぜながら弱火で煮詰めます。(焦がさないよう注意)
まとまってきたらカルダモンを入れて混ぜ、塊になるまで更に煮詰めます。
3. 型にクッキングシートを敷き、そこに2を入れます。お好みのナッツ類をトッピングし、上からゴムベラやラップごしに手で押さえて好みの薄さにします。
4. 荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、固まったら切り分けて完成♪
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【コラム】
ネパールは、北の中国、南のインドに挟まれた細長い国。エベレストを含むヒマラヤ山脈があり、広大な自然が広がります。
多民族国家のネパールでは、民族や居住地によって料理のバリエーションも様々ですが、基本的にはカレーやスパイスがきいた辛い料理が多いようです。スパイシーな食事の後に、優しいミルク味のバルフィが丁度いいのかもしれません。
ネパールでは銀箔を貼ったバルフィをお祝い事の際に贈ったりもするそうです。
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