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なぜ私の自己表現は絵なのか?

自己表現の方法は人それぞれ違う。でも、どうして今の私は絵を選んでいるの?なぜそれが私にとって心地よい?歌やダンスよりも、なぜ私は絵や写真で自分を表現したいのか、改めて考えてみた。

確かに、音楽は絵よりも一般的で、多くの人が日常的に触れているもの。私も、心に残っている歌はたくさんあって、歌詞やアーティストの声に癒されたり、勇気づけられたり、インスピレーションをもらったりする。

でも、それは私にとって「インプット」であって、自分を表現する「アウトプット」のツールではないと感じる。

今の私は言葉よりも、イメージで伝える方が自然なんだと思う。


絵が私の自己表現に合っている理由

1. 一人でできる

歌やダンスは、人との調和が求められることが多いと感じる。もちろん、歌やダンスも一人でできるし、録音や録画で作品を残すこともできるけど、基本的にパフォーマンスを誰かに披露することが前提になっている気がする。
でも、絵は一人で完結できる。私は一人で黙々と作業をし、周囲に気を遣わずに自由に表現するのが好きなので、絵の方が性に合っていると思う。

2. 視覚的に伝える

絵は、視覚的な表現を通じて感情や思考を伝える方法。私の内側にある、言葉にしにくい感情や思考を、音や動きではなく、形や色、質感を通して伝えることができる。歌やダンスは動的な表現だけど、絵は静的で、そこが私には心地良い。

3. 自分のペースでできる

絵は、誰にも何にも合わせる必要がない。自分だけのペースで、何度も修正しながら時間をかけて描くことができる。これに対して、歌やダンスはその場でのパフォーマンスが中心。絵は、自分の内面とじっくり向き合う時間を持つことができ、私にとってとても心地よい。


自己表現と自由

私が長年苦しんできたことは、人に合わせること。社会生活で人に合わせることはできるけれど、いつも我慢して他人に合わせ、自分を抑えていた。でも、絵ではそれをする必要がない。

アート表現は「誰にも合わせなくていいし、誰からも否定されることなく、自分そのままを表現できる。」

もちろん、私の絵に対して「それは絵じゃない」と言う人もいるかもしれない。立体的に写真のように綺麗に見えるものだけが絵画だと思う人もいると思う。でも、芸術は人それぞれの感覚で受け取るものであり、好き嫌いがあるのは当然のこと。絵画のジャンル、技法やスタイルは様々。

私は写実的なデッサンや人物画を描いているわけではない。私が好きなのは現代アートの抽象的な表現。基本的になんでも自由。バランスや色合いにとらわれることなく、物体が犬に見えようが見えまいがどんな色を使ったって関係ない。

私はアートは自由なもので決まった形やルールはないと思ってるし自分が思うまま自分らしく表現していいと思ってる。


まとめ

私は一人でじっくりと深く考えるのが好きで、それが得意。また、HSP気質もあり人より敏感で、日々感じることが多く、言葉にできない思いがどんどん溜まっていく。そんな自分の内側に秘めたものを、自分のペースで外に出して表現するために、アートは私にとってとても相性が良い。

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