【恐い人を優しい人に変える方法】苦手な人を苦手にしているのは自分だよ。
身近に「恐い人」っていませんか?関わりたくないけど避けられない、話したくないけど話さなきゃいけない。そんな仕事や親せき関係の付き合いがある方に試してほしい方法をシェアします。
これは以前のバイト先で実験してみた「相手の態度を変える方法」です。その頃に書いたInstagramの記事をリライトしました(バイト先の所在地や職種などを書いてしまっていたので)。実験してみて効果があったら、コメントいただけると嬉しいです。それではここから本題スタート。
バイト先にちょっと恐い先輩がいまして。
(年上の男性スタッフさん)
担当部署が違うから、あんまりお話する機会はないのだけど、
よくすれ違うから挨拶はするんです。(お名前は存じ上げません)
その先輩のなにが恐いかというと、
いつも怒っていて愚痴りながら仕事をしているんです。
私が何かをしでかして直接怒られるわけじゃないけど。以前、婚約者からモラハラを受けた件もあり、威圧的な年上男性がちょっとトラウマで…
その先輩に挨拶しても返事してもらえなかったり、してもらえたとしてもぶっきらぼうな感じで「おつかれさん〜」って言われるから、
やだな〜やだな〜
こわいな~こわいな~(稲川淳二風)
って、苦手意識があったんですね。
そんな状態が1ヶ月くらい続いたんですが、ある時「もしかして、あの先輩って実は私のことが気になっていて、恥ずかしくてあんな態度になってるんじゃないか?」と、ふと思ったんですね。
小中学生の頃って好きな子にイジワルしちゃうじゃないですか?あんな感じ。
何かされたり言われたりしたわけじゃないんだけど、なんとなくそう感じて、もうそういう設定にしたんですよ、自分の中で。
「はっは〜ん。さては私のことが好きなのね〜😏」と。そう思いながら接するようになって数日後。
エレベーター前でたまたまその先輩と2人になって、
やだな~やだな~
こわいな~こわいな~(稲川淳二Part2)
って思ってたら、「○○さん(私の名字)って派遣なん?」っていきなり話しかけられたんです!😱
ぎゃー!こわいー!と思いながらも「そうです。派遣のバイトです。」と答え、
先輩「いつまでおるん?」
私「まだわからないです〜」
先輩「もうこのままずっとおるんちゃうん?笑」
という会話をして、先輩はエレベーターに乗って去っていく。という、そんなシチュエーションがありました。
私、その先輩に自己紹介してないんですよ。なんで名前知ってるんだろ…?そしていつも怒ってるのに笑っていらっしゃる。
それですぐに、
ほ〜ら、やっぱり!😏めっちゃ私のこと好きじゃん!このバイト先に残って欲しいんじゃん!って、思いました。
もう完全にそれを確信しました。
その後も愚痴っている姿は見かけますが、私の前では笑顔🤣
今日なんてね、私が仕事している部署にわざわざ入ってきて話しかけられたの!
先輩「○○さん(私の名字)って、秋田美人なんやろ?」
私「え?そうなんですか?😂」
先輩「そう聞いたで〜秋田のどこなん?俺、昔秋田によく出張行っててん。空港からバス乗って行くやん。それで〇〇行って、んで泊まりは〇〇駅でな。〇〇も行ったわ〜懐かしいわ〜…」
ってもう喋る喋る!!笑
「いつまでここにおるん?」と聞かれたところで他のスタッフさんに話しかけられ、会話は終了。
私の脳内設定により、「他人の態度はここまで変わるのか〜」ということを実験することができた出来事でした。
人って、自分の思い込みをその通りなのだと証明したい節があるらしい。自分が相手を「恐い」と思っていると、その人の恐い部分がどんどん協調されて見えてくる。つまり、その人を「恐く」しているのは自分なんですよね。
苦手な人を作りだしているのは自分。ということは、自分の見方を変えればその人の違う面が強調されて見え、印象が変わってくる。優しい部分をフィーチャーしていれば、その人は「優しい人」に変わっちゃうんです。
自分の都合の良いようにフィルターをかけて他人を見る。接する。すると面白いくらいに自分に対する相手の態度が変わります。
苦手な人が身近にいる方は一度お試しあれ。根気強くね。
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