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動物好き必見 愛ある眼差しが溢れる 「はしもとみお展〜時を刻むいきものたち〜」


年末滑り込みで、沼津市の佐野美術館に行ってきました。(会期は終了しています)

ちなみに前回訪れた時の記事はこちら。鹿児島睦さんの「まいにち展」について書いています。この時も動物モチーフ多かったな〜

さて、今回の内容は、彫刻家のはしもとみおさんが表現した動物たちの展示です。


ポスターをお借りしました。可愛いデザイン😍

はしもとみお(1980年生まれ)は、身近な動物や旅先で出会った動物たちの個性や思い出を彫刻で再現し、そのぬくもりや命の輝きを表現しています。彼女は阪神・淡路大震災(1995年)で動物たちのいる風景が失われる経験をきっかけに、彫刻を通じて命を残すことを志しました。本展では「時間」をテーマに、動物たちと彼女自身の歩んだ軌跡をたどります。

さぁ、一気に写真をお届けします!

お触り可の作品もありました。耳の穴ほじほじ☝️

生きてるみたいな美しさと眼差し。だけど、彫刻刀の跡もありバランスが面白い。滑らかにしすぎないところが人の手を感じさせる。

隣に座って撫で撫で
過去の思い出のなかの動物たち
このなんとも言えぬ顔つき
組み合わせの妙
羊の毛が柔らかそうに見えてくる🐏
ここは動物園?
海の世界も🐟

途中、絵も飾られていました。

ささっと描いたはずなのに、この完成度!

絵も素晴らしい。全体を掴んでいないと、彫刻はできないんだなぁ。
練習のために今でもスケッチを続けているそう。

優しい眼差し


この後ろ姿たち。可愛すぎる
オオカミ親子を見上げていました
チェス♟️の駒!
印象的なひとこと。張り詰める緊張感が伝わります

つくりたいのは、芸術作品ではなく、たったひとりの、目の前に生きている、生きていた、いきものたちそのもの

はしもとみおHPより

さまざまな木彫りの動物たちを見たり、触れたりしているうちに、はしもとみおさんの日記を見ているような気持ちになりました。
想いを込めて一彫り一彫りして動物たちを作り出したのが、見ている私にもじわじわと伝わります。

まとめ

会場内は子ども連れやグループ、カップルととっても賑やかでした。みなさん楽しそう!
普通の美術展とは違った、アットホームな雰囲気なのは、「芸術作品ではなくいきものそのもの」を目指す、はしもとみおさんの作品展ならでは。

気になった方はこちらのホームページをどうぞ!
絵本のようなサイトで可愛いですよ〜


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