【マルタ会談からウクライナ戦争まで】冷戦終結から大露西亜会の暴挙に至る略史私論
あー俺って天才か? これでお堅い言論界隈デビューすれば一躍スター、あこがれの三浦瑠麗女史と共演してキっとあの目でにらまれてキュっと昇天できんじゃねー? と思うほど素晴らしいアイデアが浮かんだとはしゃいでたまたまお会いした有識者の方に自説をしたり顔で開陳したら、「なってない」「まるで浅い」「厳密じゃない。単なる感想・妄想」「そもそもたたずまいが悪い」「もっと言うとお前の声が悪い」「口も臭い」とずたずたにやられる、という経験を1年に何回か経験します。
というわけで今回は、ウクライナにおける大露西亜会の暴挙というニュースに触発されて頭が少しヘンになった結果、天から降りてきた「なってない」超現代史を殴り書きします。異論はありまくるでしょう。
【1989年~】冷戦終結、地域紛争の時代
マルタ会談。長男Wに比べるとすごくスマートに思える第2次大戦の飛行機乗りの生き残りで某巨大謀略組織の頭だったブッシュ(父)米大統領と近頃すっかり太って人相が変わってしまったソ連共産党のゴルバチョフ書記長が会談し、冷戦終結を宣言。以降、東西冷戦構造が崩れ、湾岸戦争、ユーゴ紛争、ソマリア内戦激化と、地獄の釜からぼこぼことわき出る地域紛争・非国家主体による領域内紛争の解決が国際課題に。
【2001年~】米同時テロ、対テロ戦争の時代
テロで米国が恐れ怒り狂って大暴発。アフガン戦争は自衛で説明がつくかもしれないが、イラク戦争はやっぱり万人を納得させるにはキツい開戦理由だった。あっち側の人から見たら、今の大露西亜会同様の暴君であったであろう。暴君が正気に戻りつつあった隙を突き、金剛山王統会が持ってはいけない刃物を磨き出し、大露西亜会が08年、ジョージアで売られたケンカを倍返し。アメリカ様は09年のオバマtheNiceGuy就任で正気に戻ったかに見えたが、「話せば分かる」のナイスガイはやっぱり舐められ、大露西亜会や共産中華復興会がアップを始める。この間ナイスガイは「儲からないから」と警察本部を辞職。14年はプチ分水嶺。中華復興会は南シナ海で勝手に珊瑚にコンクリ流してお家をつくりはじめ、大露西亜会は、ナイスガイの甘いささやきにその気になったウクライナ嬢に激怒、嫉妬からウクライナに暴行を加える。ナイスガイのスマートすぎる物腰の8年間で逆に荒ぶる魂を思い出したアメリカの怒れる中間層は次の王様にトランプtheMadManを選択、その支離滅裂さは大露西亜会や中華復興会すらどん引きさせ、奇妙な静寂(?)に包まれる。
【2021年~】米軍アフガン撤収、大国間競争の時代
もういい加減ゴーホームしたいアメリカン、それを見透かしたタリバンの賢者たちが一挙にアフガン首都を奪取。アメリカンの「俺たちの(テロ)戦争」は終結し、前後して大露西亜会のプーチン会長が「ロシア(ソ連?)の過去の栄光を! 立てよ国民!」とがなり立て始める。結果、22年2月にかねてDVを加えていた(あくまでロシア視点)ウクライナについに抜き身をもって切り付ける。国家主権や領土の一体性の尊重、汝のリビドーのままの武力による威嚇または武力行使の禁止という地球連邦憲法の一丁目一番地を平然と破るコロニー落としに等しい暴挙。中華復興会は「ロシアさんの安全上の懸念のことはちゃんと考えてあげなきゃいけないにょ」と控え目に擁護する。
一気に書いて思ったのですが、やっぱりあんまり新しくないな。そもそも物事を考えるたたずまいがなってないんですな。まあいいや、せっかく書いたんだし、消すのも癪だからこのままアップしてしまえ。2021年以降はアメリカ様の言葉を使って「大国間競争の時代」としましたが、本当は「19世紀的大国間ゲームの時代」ではないかと思ってます。
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