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<#シラナイト>病気なのか病気じゃないのか?

人生を尻上がりによくするために
とても大切なことのひとつが
視野を広く保つことだと思っている。

世の中で常識とされていて
大して考えもしないようなことの多くは
一方向からだけの
モノの見かただけにすぎず
視点をちょっとずらすだけで
なんだか違う世界が見えてくるもの。

さまざまな視点で
世の中を俯瞰できるようになると
人生をより良く生きることが
できるようになると思っている。

相変わらず猛威を奮っている
新型コロナウィルスだが
このウィルスがもたらしたのは
人を媒介してあっという間に広がる
感染症の怖さだけではなく
「病気」という概念について
再び考えることなのではないかと
思っている。

人は何をもって
「病気」とするのだろうか?
コロナ禍を経て
ふと、不思議になった。

2019年12月初旬に
中国の武漢市で
第1例目の感染者が報告されて以来
世界中で新型コロナウィルスが蔓延し
そのウィルスの有無を調べるために
PCR検査や抗原検査が
暮らしの中に新しく入り込んできた。

第7派感染爆発をしている
現在の日本では
抗原検査キッドが手に入らないといって
大騒ぎしている。

ウィルスの検査キットは
存在感を増すばかり。

しかし、検査の結果
陽性(ポジティブ)と出ても
なんの症状も出ない
「無症状」という人もいる。

はたまた
一旦、陽性が出て
症状は無くなったのに
いつまでも検査結果は
陽性が出続ける人もいる。

一方で
陽性から隔離治療後
検査では陰性になったにも関わらず
まだ、喉がイガイガするとか
なんとなく身体がしんどい
という人もいる。

もちろん
すっかり陰性になったのに
「後遺症」という名の症状に
苦しんでいる人もいる。


検査の結果と
本人が感じる症状は
随分と違いがあるわけだ。

検査結果の良し悪しで
健康か不調かは
判断できない。

まだ日本で
新型コロナウィルスが
蔓延していない時の話。

わたしが
ロサンゼルスからの帰国した際
乗客の日本人の一人が
成田空港に到着後
入国時のコロナ検査時に
「体質のせいでポジティブが出るんです」と
検査員に必死に訴えていたのを
覚えている。

検査員は感染症に疎そうな
数合わせのバイト風だったので
話がこんがらがって
その乗客は酷い目にあっていた。

彼の言い分を
盗み聞きしていたら
なにやらそういう体質の人がいるらしく
その説明が記載された
医師からの証明書を持参していた。

なるほど
そんなこともあるんだなぁと
新しい視点を得られた。

ウィルスが体内にいたら
病気なのか?

そんなことは、ないだろう。

新型コロナウィルスは
高齢者や基礎疾患を持っている人などには
死をもたらす危険性があるため
感染させないように
ウィルスを持っている人は
隔離する必要があるのはわかるが
その人自身が「病気」なのか?
というと、
そんなことはないのではないかと。

そんなわけで
何を持って「病気」というのか
ちょっと気になった。

身近な「細菌」「ウィルス」「ガン」を
ちょっとみてみることにする。

<#シラナイト>シリーズは
我々女性が暮らしのために
知っといた方がいいんじゃないか?という
基礎的な情報を記したコラムです。

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2,346字
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