小さかった私へ④ 幼少期編
幼稚園では、苦痛で、嫌で、憂うつな体験ばかりではない。
楽しかった思い出もあった。
行事やイベントなどの “非日常” 的なことがある時は、
前からとてもワクワクしたりして、
前日は普段以上に眠れなかったりしていたけど、
自分なりに とても楽しんでいたような気がする。
遠足や夕涼み会運動会など、
弟がたまに泣いてぐずったりして、めんどくさい時もあったけど…
家族や親戚みんなが集まって、一緒にごはん食べて、、
遊んでもらえるのは本当に楽しかった。
夏には、キャンプ場に行ってお泊まりした。
家族と離れて不安だったけど
海水浴ではお父さんが遠くにいた。
お父さんあまり好きじゃないけど、
家族が近くに居るのは、ちょっと安心した。
夜のキャンプファイヤーでは、何故かインディアン?が登場した…!
よくよく見たら、担任の先生が変装してるのがだとわかって大笑いした。
クリスマス会で、サンタさんからプレゼントもらった時は
「あ、バスの運転手のおじちゃんがサンタさんになってる〜」とか、
節分で豆まきする時も
「な~んだ、先生が鬼やってる~」とわかったので、
ここぞとばかりにめちゃくちゃ豆をぶん投げて
面白がったりしていた…(ひどいw)
サンタさんや鬼さんとか、年少さんの頃は信じていたかもしれないけど、
“これは本物じゃなくて偽物だ”と、
どこか少し冷めたように見ていた自分だった。
私以外でも、気づいてた子はいたはずだけど。
日常よりも、非日常が好きな自分。
今は、数少ない非日常を追い求めるよりも
今ある日常をもっと楽しめる工夫をしたいと思う。