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剣道は好きだけれど…

「何をしにここへ来た!!」

「……………。」

「どっちが(息子か母親である私か)行こうって(剣道教室に)言ったんだ!!」

「……………。」
「僕が言いました。」
私が怒られると思った息子が言った。

「ホンマか!!」

「……………。」

「来ても何も教えないからな!!」

「……………。」


これが、体育館に入ってすぐに、こちらへ猛突進してきた剣道の女性の先生から言われた言葉…。

恐怖で言い返す言葉が見つかりませんでした。

この言葉を最後に、もう剣道教室へは行けなくなりました。

これは先月の出来事。



昨年の7月から、この剣道教室で頑張ってきました。

現在、息子は小学2年生です。

もちろん、息子自身がいたらなかった面は多々あったことでしょう…。


この日、息子と私は、試合に向けて少しでも強くなりたいという思いで剣道教室に向かいました。

そして、開口一番、先生から言い放たれた言葉…。

以前より、この先生の言動は気になっていました。

私自身、この先生から発せられた心無い言葉に傷付いたことが何度かあります。

いたらない息子を叱って下さっているのだと、自分に言い聞かせていましたが。

疑念が確信に変った瞬間でした。

私のかわりに剣道教室に送り迎えに行ってくれていたおばあちゃんに対して、この先生から放たれた言葉…。

「じゃまだ!!」

おばあちゃんが体育館で、おじゃまな場所に立っていてしまったのかもしれませんが、別の言葉で伝えていただきたかったです。

半年前ぐらい前から、息子が先生が怖いと言い始めました。

聞いても、思い出したくないからと言って話してくれない息子。

私はこの先生より、稽古中は見学しないようにと言われているので、送り迎えのみで内情は知らない。

それでも息子は稽古が終わった時はいつも爽快な感じだったので、私はそこまでは気にかけていなかったのが現状でした。

私は息子に謝りました。

もっと早くに気づいてやればよかったと。

息子と何度も話し合いました。

これからも、この教室で剣道を続けていくのか?
別の教室で剣道をやっていくのか?
それとも、剣道自体をやめるのか?


息子はわからないと言う。

いまだ結論は出ない…。










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