にっぽんSAKE紀行 #345 釧路 福司 Note 50
徒然なるnoteも第50報目となりました。引き続き、ご愛顧をよろしくお願いします。
釧路空港に降り立つのは、今回で二度目です。前回は根室が目的地だったの、釧路は通過地点。今回はがっちり釧路を楽しみます。
まず向かったのが、和商市場。釧路駅から歩いて5分ほど。入ってすぐにどんぶりご飯を買って、魚屋さんに向かいます。。いろいろ揃ってますね!!地場のお魚を中心に選んでいたら、みょうに白っぽい海鮮丼になってしまったので、慌ててマグロを追加。。エビを食べられないので、見た目の華やかさには欠けますが、めちゃ美味い。。カニ汁を合わせたのもエライ🦀
お腹が膨れたところで、釧路駅に戻って、釧路湿原見物のため、ノロッコ号に乗車。前回は根室行きの花咲線から見送りましたが、今回は自分が車上の人に。。いろいろ下調べした上に、最近釧路湿原に行かれた方からもアドバイスをもらって、準備万端です。(いつもの行き当たりばったりとはちょっと違う。。)
車内の売店で土産用のノロッコ号プリンを買って、出発進行。強力なディーゼル機関車(DE10)にとって、4両の客車は楽勝。。軽々と走ります。市街地を抜けてやがて列車は釧路湿原に沿って走ります。40分ほどで釧路湿原駅に到着。ここから、展望台まで徒歩で20分ほど登っていきます。
おー、一面に広がる釧路湿原。。。広い。。
先日、ブラタモリでも撮影していましたが、やっぱりこの広さは実際に来ないとわかりませんね。。。(写真だとだだっ広い野っ原にしか見えない。。涙)
湿原を渡る風に吹かれながら、遠くに雄阿寒岳、雌阿寒岳を望んで、道東の魅力満点です。
釧路湿原駅に戻って、塘路から折り返しのノロッコ号に乗って、釧路に戻ります。
釧路駅から、体力温存のためタクシーで、福司酒造さんに。。(乗って分かったのですが、結構高低差があったので、正解でした。。)
蔵の直売店で、品定め。。福司 吟醸酒 YONAGAをゲットです。新発売の五色彩雲(ごしきのくも)はこちらでは売ってないとのことなので、釧路市内の酒屋さんを教えていただきました。
これで、日本酒蔵探訪 345軒目を達成!!
蔵を出て、教えていただいた「酒のまつむら」を目指します。五色彩雲は北海道内の酒屋さんでしか取り扱っていないので、これは是非とも買わなければと、歩くスピードも早くなります。
途中、釧路市美術館のテラスが眺めが良さそうなので、上がってみたらこれが正解。釧路の街並みや港が一望できます。やっぱり海の眺めはいいですね。。
釧路市内の名所、幣舞橋(ぬさまいばし)を渡ります。。この時は橋自体を見る名所だと思っていたのですが、この後、ここがさらに親しまれている理由を知ることになります。。
(「ぬさまい」とは、アイヌ語で「幣場のあるところ」の意味。「幣場」とは神を祀るためのイナウ(木幣)を立てて並べ、祭祀などの儀式を行う場所だそうです。)
無事、「酒のまつむら」さんに到着。五色彩雲は2種類置いてありました。ちょっと悩んで、赤いラベルのNusamaiをゲット。。重くても、2種類とも買えば良かったと反省。
福司のお酒を抱えて、釧路川沿いのホテルグローバルビューの中にある、天然温泉・「天空の湯」に入ります。露天風呂からは幣舞橋や釧路の港を望めます。。例によってカラスの行水ですが、旅先の温泉はいいものですね。。(お風呂では写真が撮れないので、案内の貼り紙だけ。。)
お風呂から上がって、時間は午後3時くらい。。WiFiを求めてまだ灯のともってない繁華街のドトールに突入。ここでメールとネットのチェック。。平日に旅行しているので、急な仕事には対応できるようにしておかないと。。しかし、午後4時にはすくっと席を立って、以前から調べておいた「魚活鮮魚とあぶり焼 海へ」さんに向かいます。なぜならこちらは、数少ない4時開店のお店。。。
恥ずかしながら、開店第一号の客として釧路川を望む特等席に陣取ります。
選ぶお酒はもちろん福司。
イカソーメンにホタテのバター焼き。ラーメンサラダ。つまみは軽くと思っていたのが、ボリュームたっぷり。。
食べ終わる頃には、西の空が赤く染まり出しました。お店の人に、幣舞橋から見る夕陽が綺麗ですよと教わって、そそくさと幣舞橋を目指します。
橋の上は、もうすでに人だかりがしていました。
おー、釧路川から海に沈む夕陽が美しい。。。そして夕陽に染まる幣舞橋。。。
教えてもらって良かった。。。
雄大な湿原と夕陽に染まる釧路の街。。そして美味しい日本酒を後に、東京の現実の世界に戻ったのでした。。。
(note後記 五色彩雲は経堂の「つきや酒店」さんでも取り扱いを始めたそうです。こちらは角打ちもあるので、気軽に楽しめると思います!!)
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