大手企業からのキャリア転換。世界一周の旅の果てに辿り着いた、自分がより成長できる場所
こんにちは、Medii 広報です。今回は、製薬マーケティング部ソリューションチームの菊地葵さんへインタビューをしました。大手製薬企業からスタートアップであるMediiに飛び込み、未経験の職種に挑戦し、半年も立たずに複数案件を推進するPjM(プロジェクトマネージャー)として活躍しています。新たなキャリアの扉を開いた菊地さんに、仕事の面白さやMediiへの想いを聞いてみました。
ー菊地さんの経歴を教えてください。
東北大学薬学部薬学科を卒業して、大塚製薬株式会社に入社しました。約4年半、新薬開発本部(治験を担当する部署)に所属し、中枢神経領域や血液がん領域でのCRA業務やCROマネジメント、当局対応などを経験しました。しかし、以前から抱いていた「若いうちに海外を見て回りたい」という気持ちが高まり、海外駐在のチャンスがなかったことや、30歳が迫っていたことを契機に退職を決意しました。その後、約1年間、世界一周のような形で20カ国を一人で旅しました。帰国後の今年2月からMediiに参画し、現在は製薬マーケティング部ソリューションチームに所属しています。
ーMediiを知ったきっかけを教えてください。
パラグアイという南米の国に滞在していたときに、同じく女一人旅をされていた日本人の方と出会い、同い年であることが分かって意気投合しました。新卒でスタートアップに入社された彼女の話を聞くうちに、同じ年数の社会人経験があったにもかかわらず、経験の厚みと成長の度合いが自分と全く違うことに驚きました。自分はこれまで何をしてきたのだろうと考えさせられると同時に、スタートアップに対する興味が湧きました。彼女にその話をしたところ、「すごくいいヘルスケア系のスタートアップがあるから紹介するね!」と言われ、そこで紹介されたのがMediiでした。
ーMediiに参画するに至った理由を教えてください。
文化や人種、経済状況などが異なる様々な国や地域を訪れる中で私が感じたのは、「健康」と「教育」はどんな社会であっても最も重要かつ根底にあるもので、その差が人間にとってあらゆる面での機会格差につながっている、ということです。旅が終わって次にやりたいことはこのテーマに取り組むことだなと思っていて、Mediiの事業がそこに合致していたことは一つの大きな理由でした。
帰国後のキャリアを真剣に考えはじめた時、やはり前職の経験を活かせる職種に戻った方が楽なのではないかと迷った瞬間もありました。しかしワクワクするのは明らかにMediiでしたし、1年間の旅を通して自分の直感を信じることが結果的に良い選択になることを痛感していたので、まずはMediiに応募してみようと思いました。
実際にMediiの皆さんとお話ししてみると、スタートアップの面白さを垣間見ることができ、ますます心が躍りました。そして、自分が成長できるのはここだと直感的に確信し、入社を決めました。
ーMediiに転職して感じたことを教えてください。
とにかく楽しいです。特に、物事が進行するスピードや与えられている裁量の大きさが段違いで、未経験の私に決定権がある業務も多くとても面白いです。制度の面については途上ではありますが、逆に言えば、勤務体制が柔軟で自由度が高いところは自分に合っているなと感じています。
ー菊地さんは入社してすぐMediiに馴染んでいるように見えましたが、Mediiのカルチャーやバリューに対してギャップはありましたか?
ギャップはありませんでした。応募時に見た採用情報に書かれていたMediiの価値基準と自分が仕事をする上で大事にしていることが一致していたので、組織の雰囲気とも合いそうだなと感じていました。
私は組織で働く上で、とにかく人を大切にするようにしています。自分の持つ価値基準が、Mediiのバリューの一つである「Team Medii」と全く同じだったので、マッチするだろうなと入社前から思っていました。
自分の力だけでできることは本当に限られているので、大きなことを成し遂げるには他の皆さんの力は欠かせません。Mediiの皆さんはもちろん、クライアントや先生方も、ミッションである「誰も取り残さない医療を」を達成するチームの一員だと思ってコミュニケーションを取っています。
ーMediiでの業務内容を教えてください。
E-コンサルのクライアントである製薬会社のカウンターパートとして、製品や疾患に関する複数のプロジェクトを担当しています。製薬会社のマーケティングやメディカルアフェアーズの方とディスカッションを繰り返し、各疾患における課題解決に取り組んでいます。
具体的には、E-コンサルの会員医師に向けたメルマガやセミナーなど、疾患を啓発するためのマーケティング施策を通じて、関連するコンサルをどのように促進するか、常にチームで議論しながら推進していく、といった業務を行っています。
ー業務について、どのような点に面白さを感じていますか。
希少疾患や難病に対して、Mediiのチームメンバーや専門医の先生方、クライアントなど、色々な立場の方と本気で議論して醸成された施策を実行することで、E-コンサルを通じた行動変容が目の前で生じ、患者さんにとってより良い医療に繋がる場面に直接関わる経験ができる、この点はすごく面白いですし、大きなやりがいを感じています。
ー未経験の状態からPjMを務める中で大変だったことはありますか。
これまで、自分が決定権を持ってプロジェクトを進めるという経験がなかったので、裁量の大きさに少し戸惑いました。しかし、提案から実行までのスピードが速く、伸び伸びとやらせていただけるMediiの環境のおかげで、大変さよりも楽しさが勝っています(笑)。結果を出すのは簡単ではありませんが、自分は新たな経験に刺激を感じて楽しめるタイプなので、とても面白いなと思いながら日々トライしています。
ーMediiが提供する価値についてどのように考えていますか。
患者さんにより良い医療を届けるためには、主治医の行動変容が不可欠です。そこに対して、E-コンサルというプラットフォームは、医師同士を繋げるという直接的なアプローチを可能にしています。この点が、他のサービスにないE-コンサルの提供価値だと思っています。
また、Mediiは医師同士のコミュニケーションによる最適な医療の実現を目指しているため、私たちが深く介入することなく、他サービスよりも中立的な立場でより良い医療を届けることに貢献できるという点にも、メンバーとしてのやりがいを感じています。
ー菊地さんから見たMediiの魅力について教えてください。
優秀な皆さんが高いモチベーションを維持しながら、本気でミッションを達成したいと思って仕事をしていることがすごく良いなと思っています。
また、前職では似たようなバックグラウンドの人ばかりと関わっていましたが、Mediiではヘルスケアに限らず、他ベンチャーやコンサルなど様々な業界で経験を積まれている方々と働けることも、とても刺激的で楽しいです。
ー菊地さんの今後の目標や、Mediiでやってみたいことについて教えてください。
まずはPjMとして一刻も早く独り立ちすることと、ビジネスサイドの経験を積んで、Mediiの一員として成果を出すことが目標です。中長期的には、マネージャー的なポジションにもトライしたいですし、新規事業の立ち上げにも携わりたいです。
自分も成長しながら、Mediiのミッションコンプリートに全力で取り組んでいきたいです!
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