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10年間、外資戦略コンサルを経てスタートアップへ ー 次のキャリアとしてMediiを選択した理由とは?

こんにちは!Medii広報チームです。当社は地域医療における専門医偏在問題の解決をミッションに、専門医の知見を最大化し、医療に貢献する取り組みを行っています。
ストーリー第1回目は、Mediiで特に要となっているビジネスサイドを統括をしている筒井亮介さんにインタビューを行いました。10年間大手コンサルティング会社勤務からスタートアップ企業へ転職した理由やMediiの魅力、そして今後の目標などお話を伺いました。

2022年6月にWantedlyで公開した記事の転載です。

まず、簡単に自己紹介をお願いします。

筒井 亮介と申します。2012年に新卒でアクセンチュアの戦略コンサルティング部門に入社し、通信領域において新規事業戦略立案系のプロジェクトをメインに参画してきました。コンサル生活の中では、10年間で提案活動も含めると200以上のプロジェクトに携わってきました。かなり幅広い多種多様なプロジェクトに参画してきましたがヘルスケアだけは縁がなく笑、Mediiでこの領域を極めていきたいと思っています。

何故、今まで縁が無かったヘルスケア領域にチャレンジしようと思ったのでしょうか?

ヘルスケアや医療というのは本当にかけがえのない領域だと思っています。この領域に微力ながら貢献したい・社会にインパクトを残したいと思い、ヘルスケアスタートアップにチャレンジしようと決心しました。
幼少期から、両親に「医者になれ!」と言われ続けながら育ってきたのですが、あまりピンときていませんでした。また、どうしても医療は目の前の患者さん以外に影響を及ぼしにくいイメージがあり、積極的に医師を目指そうと意識することはありませんでした。
しかし、2014年に父が脳梗塞で倒れ、セカンドオピニオンを受けに神戸の病院まで足を運んだ際に、待合室で漫然と、今の父親を良く出来る可能性を持っているのはこの病院のこの先生だけなんだなと思い、藁にもすがるような思いに駆られました。
その時に、改めて医療の重みと何物にも代えがたい必要性を実感したのが、ターニングポイントとなりました。

医療といっても様々な関わり方があるかと思いますが、その中でMediiを選んだ理由は何だったのでしょうか?

社会性と事業性の両立が出来る可能性があると自分自身が腹落ちしたからです。
社会性だけを追求すると、社会貢献のような取り組みになりやすくなってしまいますが、社会性と事業性の両立が、自律的・持続的に事業が存続し続け社会に役立つことが出来るための必須要素だと考えています。その両輪を回せる可能性をMediiに感じたことが私が参画した一番大きな動機です。

事業性について、もう少し詳しく教えてください。

Mediiは医師同士を繋げることで専門的な医療知見の共有を進め、”専門医偏在”という構造的な社会課題の解消に取り組んでいます。その課題は専門性が高ければ高いほど大きく、特に”希少疾患”と呼ばれる領域においては非常に顕著で、希少疾患の中には全国でその疾患に詳しいと言われる専門医は数名しか居ないような領域も存在しています。
このような領域の中には、新たな治療法や薬剤が出てきているにもかかわらず、それが知られていないために、症例が見過ごされてしまっているケースが数多く存在しています。Mediiは自社サービス”E-コンサル”を通じてそのような知見を間接的に広めていくことができ、医療分野に携わる事業会社にとっても魅力的であると考えています。

筒井さんがMediiの取り組み以外に魅力的だと感じる部分はありますか?

ーMediiは3つのValueを掲げていて、そのうちの1つが”Team Medii”というものです。このMediiのチームこそが私が非常に魅力的だと感じている部分です。
大きな特徴は、代表の山田のみならず、チームの中に複数の診療科に跨る数多くの医師が在籍しているところです。その医師メンバーが専門性を持ちながらユーザ視点で事業に取り組んでいるのが強いと思っています。
そして、あえてMedii内では医師メンバーを”先生”と呼ぶのを禁止にしています。チーム全員がフラットで対等な立場で議論が出来るダイバーシティこそがMediiを強固な存在にしているのだと考えています。

  • 医師メンバーは医師の観点から、本当に必要とされるサービスは何なのか?本当に患者さんの役に立つためには何をすべきなのか?を突き詰める。

  • プロダクトチームは事業戦略との整合性や取組のROIに鑑みつつ、医師メンバーと議論しながら優先順位を付けてそれらを実現していく。

  • ビジネスチームは単なる社会性の追求に終わらないように、将来の事業の拡張性も見据えながらビジネスモデルを模索しつつ事業を創っていく。

それぞれの歯車が上手く噛み合うことがMediiの強さであり醍醐味だと思っています。

それでは最後に、筒井さんがこれからMediiで挑戦したいことや目標を教えてください。

私はMediiのビジネスサイド全般を統括する立場として、Mediiという企業体を成長させ、社会に与えるポジティブインパクトを更に大きくしていきたいと思っています。
我々が取り組んでいる領域はまだ誰も手を付けていない未開の領域で、非常に強い想いを持つチームだけが取り組むことが出来る領域だと思っています。
まだまだ不明瞭な部分もありますが、事業としての「可能性は無限大」とまでは行かずとも笑、少なくとも数兆円レベルの企業価値までは達せられるだろうと大真面目に考えています。
あとは、この道筋をクリアにしていかに最速で達成していくか、が私が今後チャレンジしていきたいことです。

まだまだビジネスサイドのメンバーは補強していきたいと考えている段階ですので、ぜひ、志があり大きなことを成し遂げたいと思っている方とお話ししたいです!

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