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『ニオイ問題』 梅雨の部屋干しと地域のニオイと。 〜6月特集記事〜

 この記事は約5分で読めます。

みなさん、おはようございます!
突然ですが、今朝起きて一番にしたことはなんでしょうか?
私は朝起きてカーテンを開け、伸びをしながら徐々に目を覚ます時間が好きです。朝の伸びは血流をよくしたり、リラックスできたりする効果があるそうです。もし、朝なかなか起きられない方はぜひ「伸び」を試してみてくださいね☺︎

さて、私はカーテンと共に開けるものがあります。そうです、窓です。窓を開け、朝の空気を肺いっぱいに取り込む深呼吸は、とても気持ちが良いものです。しかし気持ち良さだけでなく、一抹の不安を感じることがあります。それは、肺に取り込む空気のことです。

medien-lienメンバーの所属する九州大学の近くでは、福岡に多い黄砂PM2.5など大気汚染の影響を受けやすいだけでなく、近くの畜産の臭気が漂うことがあります。この影響により、「ベランダ等外に洗濯物を干したくない」と考える近隣住民も少なくありません。そこで今回は、地域の臭い、梅雨特有のじめじめ感、など様々な理由で外に干すことができない洗濯物を部屋干しする際に気になる「ニオイ問題」についての考察とちょっとした対策を掲載します。

目次
気になったことはありますか?地域の臭い
部屋干しをせざるを得ない状況は梅雨だけでは無く…
イヤなニオイとはもうオサラバだ!
まとめ


気になったことはありますか?地域の臭い

「伊都臭(いとしゅう)」
九州大学付近に漂う畜産業の臭気をさすそうです。
なるほど、広大な九州大学付近をサイクリングしていると、確かにメタンとアンモニアの入り混じったような独特の臭いが鼻につくことがあります。
「くさい、くさい…。」と無意識に言葉がこぼれ落ち、50m先まで息を止めて漕ぐぞ、と力んで自転車を加速させた経験のある方も少なくは無いはずです。

ところが、考えてみるとその臭いの元となっている畜舎は、人間のために稼働している施設です。美味しい肉を食べたり、毎日の料理に欠かせなかったり、その恩恵を受けている人も多いのでは無いでしょうか。もしかしたら、ただ不満を口にするだけは不十分なのかもしれません。農家の方がさまざまな葛藤や工夫の上で防ぎきれなかった臭気の可能性だってあります。

農家の方も地域の方も、双方の歩み寄りによってのみ解決する問題だと捉えると、一時的な不快感に惑わされずに、しかし同時に快適に過ごせる方法を探してみるのが吉かもしれませんね。伊都地区に限らず、飲食店や食料品店、工場の周辺など異なる原因による臭気に悩まされる地域もあるようです。
そこで、外の臭いや状態の影響を受けずに快適に過ごせる方法のひとつとして、「部屋干し」のススメを紹介します。

参考:畜産の臭気対策について (公益社団法人 におい・かおり環境協会 )平成29年7月25日
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kankyo/taisaku/pdf/02_shigeoka.pdf


部屋干しをせざるを得ない状況は梅雨だけでは無く…

その前に、実は部屋干しを必要とする事情には様々な理由があります。初めに記した通り、大気汚染の影響を受けてであったり地域特有の臭いであったり。他にも、この梅雨の時期特有の「ジメッと感」であったり。また、地域に特化した問題でなくとも

花粉やホコリを付けたく無い
天気に気を遣わなくてはならない
紫外線や排気ガスによる服の変色が気になる

などの理由で部屋干しを好む人もいるようです。「外干し」は、高温多湿の気候で盗難の危険性も少ない日本ならではの文化の一つですが、部屋干しを求める声も一定数あるのかもしれません。

だからと言って部屋干しは部屋干しで、生乾きのニオイが気になる…。今回はそんな方に向けて、ちょっとした工夫で部屋干しのニオイを解消するコツをいくつかご紹介します。


イヤなニオイとはもうオサラバだ!

洗濯物の生乾きのニオイを防ぐコツはずばり、ニオイの元となる菌を繁殖させないこと。
そのためにできることとして例えば、

・洗濯終了後、すぐに干す
・室内の風通しを確保する
・エアコンや扇風機を活用して風を送る
・服と服の間隔を広めに開けた状態で干す
・両端に長い衣類、内側に向かうにつれて短い衣類を干す「アーチ干し」で、衣類が風に当たる面を増やす。
・洗濯機の乾燥機能よりも洋服が痛みにくいとされる浴室乾燥機を使う(すぐに乾かしたい時には便利)

などができそうです。
勝負は洗濯を行う前から始まっています。湿った状態、汗の乾き切っていない状態で、洗濯かごなどで洋服を保管しないことも有効です。

風を味方につけて、例え外の匂いが気になったとしても、部屋の中でのニオイには悩まされない毎日を迎えてみませんか?


まとめ

本日はニオイの観点から地域の課題の一部と、対策の一つとして効果な部屋干し法をお伝えしました。

地域の臭い、といえども元を辿れば人間のために行われていることであり、畜産業者と地域の住民とが共生していくことが大切なのでは無いかと思いました。共生の難しさも残りますが、関わる人たち皆が向き合って、建設的に捉えていかなければならない問いでもあるように感じます。

とは言え、やはりやはり臭いが気になる!
そうした方には、まず自分で行える対策をおすすめします。
今回紹介したような方法を試してみて、部屋に干しても服のニオイが気にならないような快適ライフが送れると良いですね😌

それではまた、次回お会いしましょう。


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