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ヘルステック・デジタル技術関連ニュースまとめ 2024#52

この1週間に弊社Facebookページ等で紹介したヘルステック・研究・産業、ロボット・AI等デジタル技術関連ニュースをまとめて紹介します。
※ 記事のリンクが切れている場合は記事名で検索していただくとヒットする場合があります。
※ 過去のまとめはこちらのマガジンに。

今週の個人的注目トピックは

  • 今週は医療DX・地域医療支援・認知症関連ニュース多め。今年のトレンドか。

  • ウェアラブルデバイスでは心不全検知に加え血糖値モニタリングにも期待。スマートウォッチとともにスマートリングも進化。

  • スタートアップのコアはグロースとテック。グローバル市場への展開とテクノロジーへの深い洞察を。

です。

今年の目標だった毎週投稿を無事52週完遂しました。
来年も継続しつつ、考察や分析も深めていきたいと思います。


・医療AI

医療AIに潜む人種的バイアスの是正が進む──特集「THE WORLD IN 2025」|WIRED (2024.12.21)

「医師や医学研究者は、医療AIに人種的バイアスが潜んでいる可能性に配慮するようになってきた。また、こうした問題に対処するため、カリフォルニア大学バークレー校の医師で機械学習研究者のジアド・オーバーマイヤーをはじめ、AIを駆使して医療分野における既存のバイアスをあぶり出そうとしている研究者もいる。」

「オーバーマイヤーの研究は、民間の開業医の診療を受けることが多く、痛みが過小評価されがちだった黒人患者に大きな利益をもたらしている。アルゴリズムを活用することで、膝関節置換術を適用すべきだとみなされる黒人患者の割合は、現状の11%の2倍にあたる22%になると明らかになったのだ。」

WIRED (2024.12.21)

数十秒で海馬の形や容積がわかる/医療ジャーナリスト・安達純子 |日刊スポーツ (2024.12.23)

順天堂大学✕富士フイルムの研究成果(7月)

プレスリリース(2024.07.16)は
AI(人工知能)を用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

論文は
Deep Learning-based Hierarchical Brain Segmentation with Preliminary Analysis of the Repeatability and Reproducibility.

デジタル病理を支える「PidPort」が医学部設置大学の半数以上で導入 - メドメイン株式会社 (2024.12.23)

「デジタル病理支援AI搭載クラウドシステム「PidPort」が国内の医学部を有する82大学のうち半数以上の大学で導入」

メドメイン株式会社 プレスリリース (2024.12.23)

脳腫瘍の手術AI支援 金大病院・油野技師研究グループ 切除範囲を絞り込み、後遺症の有無予測 |北国新聞 (2024.12.24)

MEP波形を機械学習し合併症を予測。

GPT-4が医師の身体診察を支援:マス・ジェネラル・ブリガム病院の研究で80%以上の高精度を確認|InnovaTopia (2024.12.23)

Mass General Brighamを病院としているのは違和感あるが。

論文は
A large language model-guided approach to the focused physical exam

機械学習を活用した眼刺激性評価の動物実験代替法への取り組み~名古屋市立大学とロート製薬の共同研究~ (2024.12.24)

「難溶性物質の眼刺激性評価におけるin silico予測モデル開発に関する研究を進めた結果、化学物質の化学構造から得られる情報のみから眼刺激性を評価することが可能な予測モデルを開発することに成功」

ロート製薬 プレスリリース (2024.12.24)

AI医療機器のアイリス、新型コロナウイルスに関する新機能AIを開発し、薬事承認を申請 (2024.12.27)

「このたびの承認申請対象となった新機能AIは、医師によるインフルエンザの診断にあたっての新型コロナウイルス感染症に関する臨床現場のニーズを踏まえ、当社が国内で実施した臨床研究*を通じて収集した咽頭画像と臨床情報のデータを用いて開発が進められました」

アイリス株式会社 プレスリリース (2024.12.27)

生成AIで変わるクラウド 最大手AWSキーパーソンに聞く - 日本経済新聞 (2024.12.28)

莫大な医療データを活用し、医療文書作成支援による負担支援から将来的には医療のあらゆる側面に影響を与える可能性を持つ生成AI。

「生成AIの素晴らしい点は、多量のデータから意味を見いだすことができることだ。医療に関するデータは指数関数的に増加する一方、多くは構造化されておらず、実際に活用している割合は3%という研究もある。生成AIでこうしたデータの統合が可能になり、さらにエージェント型のAIの発達することにより自然言語でやりとりできるようになる」

「将来的には生成AIは健康維持から診断、入院、治療、退院、フォローアップといった医療のあらゆる側面に影響を与えるようになるだろう。既に一部は現実になっている。例えば日本の藤田医科大学では患者が退院する際に要るサマリーの作成で当社のサービスを活用し、所要時間を90%削減した。ただ、まだ医師が最終的に間違いがないか確認する必要がある」

日本経済新聞 (2024.12.28)

佐賀市のIT企業オプティム、医療機関の文書作成、AIが支援 2025年から販売へ 先行導入の病院は業務時間半減|佐賀新聞 (2024.12.30)

OPTiM AI ホスピタル、2025年1月販売開始。

オプティムのプレスリリース(2024.11.07)は
【国内初※1】医師・看護師の文章作成業務を生成AIが支援するオンプレミスLLM搭載サービス「OPTiM AI ホスピタル」販売開始 ~ 医療従事者の働き方改革を支援。対象業務時間の54.2%削減に成功 〜

医療画像AI診断企業MedBank株式会社と順天堂大学、AI技術を活用した病理診断に向け共同研究契約を締結 (2024.12.29)

「(順天堂大学附属順天堂医院)病理診断センターが保有する豊富な専門知識や診断技術と、MedBankが強みとしている医療画像AI診断技術を組み合わせることで、AIを活用した診断の高度化を目指します。」

MedBank プレスリリース (2024.12.29)


・手術支援ロボット

産学集積で医療実用化、手術支援ロボ米独占に風穴  : 読売新聞オンライン (2024.12.23)

この先競合として見るべきは米(Intuitive)よりも中韓。
手術支援ロボット製品は日本よりも先行している。

日本の医師のニーズに答えるための製品開発がグローバルでどこまで成長できるか。

人工知能ロボットによる覚醒脳手術|VIETNAM.VN (2024.12.26)

SynaptiveのModus Vを応用した覚醒下手術の紹介。

ロボットによる自動位置決め機能を有するデジタル顕微鏡とニューロナビゲーションの統合システムの模様。

ロボット手術止血円滑化へ器具 佐々木助教(徳島大病院)最優秀賞 学会、安全で時短評価|徳島新聞 (2024.12.29)

記事内容読めてないですがおそらく徳島大学泌尿器科のニュースにあったこちら。

佐々木雄太郎先生「第38回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会 総会賞(ビデオ部門)」受賞|徳島大学大学院医歯薬学研究部泌尿器科学分野

「ロボット支援手術における脈管確保を安全かつ円滑に行うために我々が開発した新規医療機器「ヴァスガイド」に関する発表をいたしました。ヴァスガイドはすでに市販化され、現在、全国20以上の医療施設で導入が進んでおります。」

徳島大学大学院医歯薬学研究部泌尿器科学分野


・医療DX

地域医療におけるデータ連携と生成AI利用のための基盤サービス、NECが2025年2月に開始|DIGITAL X (2024.12.25)

先週19日にプレスリリース。

「地域医療に携わる医療機関や関係機関が、必要なデータを共有したり生成AI(人工知能)技術を利用したりするための基盤サービス。」

DIGITAL X (2024.12.25)

https://jpn.nec.com/press/202412/20241219_01.html

GEヘルスケア×AWS、世界初の全身3D MRIファンデーションモデルを開発 – 診断精度30%向上へ|innovaTopia (2024.12.24)

まだこれから評価する段階。
画像診断補助AIのトレーニングに。

ソース記事:

https://venturebeat.com/ai/learn-how-ge-healthcare-used-aws-to-build-a-new-ai-model-that-interprets-mris/

"Already, it has outperformed other publicly-available research models in tasks including classification of prostate cancer and Alzheimer’s disease. It has exhibited accuracy up to 30% in matching MRI scans with text descriptions in image retrieval — which might not sound all that impressive, but it’s a big improvement over the 3% capability exhibited by similar models."

VentureBeat (2024.12.23)

名古屋大学医学部附属病院 医療現場の文書検索に生成AI活用 情報検索の時間短縮など働き方改革を支援|ミクスOnline (2024.12.25)

名大病院✕システムリサーチ。
IBM Watson Discovery・IBM watsonx .aiを活用したシステムリサーチ社の文書検索支援サービス「デジクエリ」による医療機器使用方法の文書検索の効率化を検証。

名大病院のリリース:

TXP MedicalとNTTComが提携、「秘密計算」で医療データ解析|m3 .com AI Lab (2024.12.20)

TXPの医療データをNTT Comのセキュアなクラウド計算システム(析秘分析)とTXPの分析サービスを介して製薬会社等に提供。

国立精神・神経医療研究センターの医師主導治験におけるブロックチェーン技術を活用した当社臨床試験システムの運用開始のお知らせ|サスメド (2024.12.25)

SUSMED SourceDataSync®の運用開始。

「ブロックチェーン技術により医療機 関で取得する原資料と症例報告書データの信頼性担保を⾏うことで、データ照合作業(Source Data Verification: SDV)の削減が可能」

「ブロックチェーン技術を利⽤した SDV 代替が 医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP 省令)上も認められる旨、2020 年 12 ⽉ 4 ⽇付で 厚⽣労働省から通知が発出」

サスメド プレスリリース (2024.12.25)

眼科に自動搬送ロボット「KEENON T8」を導入 診察業務の効率化、診察・会計の待ち時間の短縮、患者利用満足度の向上|ロボスタ (2024.12.30)

クリニックでのカルテ運搬自動化に採算取れるレベルのコストでロボット導入が可能になっているというのは驚きと喜びと。
あらゆるところでロボットがスタッフの省力化・より良い職場環境構築に貢献してくれることを期待。


・遠隔医療・地域医療

オンライン診療の支援広がる 医療機器、看護師らが操作 - 日本経済新聞 (2024.12.28)

自治体で広がる医療MaaSの取り組み。

医療砂漠を救う「コンテナサイズの移動式病院」、ウクライナでも活躍 | Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.28)

大学で初めて読んだこの分野の海外論文Telepresence SurgeryのMEDFASTを思い出した。
(MEDFASTは軍事用遠隔手術システムでda Vinciの元になった技術)

「H3ヘルスキューブは、輸送用コンテナの約3分の1の大きさの自己完結型バーチャル・クリニックだ。ユニドック・ヘルスによると、センサーや通信技術、医療機器が搭載されており、遠隔地で医師が不在でも患者は総合的な診療を受けられるという。」

Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.28)


・メンタルヘルス

アクリルが開発したうつ病確率表示ソフトウェア医療機器が食品医薬品安全処承認取得|毎日経済(韓) (2024.12.23)

アクリルACRYL-D01。

「この製品は、医療関係者と患者の面談記録データを分析し、うつ病の確率を表示する人工知能基盤のソフトウェアだ。 うつ病の確率を0~100%に数値化することで、精神健康医学臨床医のうつ病診断を補助するもので、うつ病かどうかを判断するソフトウェアとしては国内で初めて許可された製品だ。」

毎日経済(韓) (2024.12.23)

「燃え尽き症候群」を救え、スイス発のメンタルヘルス新興企業 | Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.28)

Kyan Health。

「同社は、新規顧客を獲得するたびに、その組織の従業員に非公開のアンケートに答えてもらい、ストレスの原因や不安などに関する意見を聞いている。同社は、このアンケート結果をもとに従業員にサポートを提供するほか、組織内のどこにリスクがあるかを評価し、職場をより良い場所にするための方法を提言している。」

Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.28)


・認知症

【島根】ERISA、福岡市でAI認知症検知の実証実験 医療ICT推進 - 日本経済新聞 (2024.12.26)

「解析に必要な脳の磁気共鳴画像装置(MRI)などのデータについて、医療機関のシステムと安全・簡便にやり取りできる通信基盤づくりを進める。」

日本経済新聞 (2024.12.26)

関連:AIで認知症リスク検知 自動匿名化 通信簡便に エリサ、福岡市で実証 医療データ活用 基盤作り - 日本経済新聞 (2024.12.27)

参考:福岡市実証実験フルサポート事業 令和6年度採択プロジェクト

AI認知症脳ドックとは/医療ジャーナリスト・安達純子 |日刊スポーツ (2024.12.27)

「10分程度の簡易な認知機能検査と、脳のMRI(画像検査)を基にAI(人工知能)のソフトで脳の海馬の容積を自動測定し、脳の老化具合を算出」

日刊スポーツ (2024.12.27)

国循のプレスリリース(2024.05.10)
脳の病気や認知症の心配をされている方に向けて、 電話で予約できる「AI認知症脳ドック」を開始

「10分程度の簡易な認知機能テストを含めた認知機能検査と脳MRIを行い、人工知能(AI)を用いて海馬 の容積を自動測定し脳の老化具合を算出」

国立循環器病研究センター (2024.5.10)

阪神タイガース優勝で認知症の症状改善 | 医学ニュース | Medical Tribune (2024.12.27)

「解析の結果、主要評価項目としたABSの平均変化量は影響あり集団の阪神群でのみ有意な改善が認められた(ABS 6.8±7.5点→2.9±2.8点、P=0.002)。ABS下位項目別に見たところ、攻撃的暴言の項目で有意な減少が認められた(P<0.01)。」

「「プロスポーツの勝敗は、ひいきとするチームがある認知症患者の一部に対してBPSDへの影響を有することが示された。ファンやサポーターの多いチームでは、影響力はさらに大きい可能性がある」と結論」

Medical Tribune (2024.12.27)


・心不全

大阪大、パラマウントベッド子会社などがプログラム医療機器を開発 眠りの遠隔モニタリングで心不全の増悪を早期検知|日経メディカル (2024.12.27)

8月に承認された「RST(呼吸安定時間)算出プログラム」。

「同プログラムの治験では、呼吸安定性の定量指標であるRSTの低下から心不全の悪化を早期に検出できることを実証」

日経メディカル (2024.12.27)

大阪大学のリリース:- 心不全の悪化を早期に検出できる非侵襲的指標“RST”の遠隔モニタリング―医師主導治験により有用性を実証、SaMDに承認 -

SIMPLEX QUANTUMがアジアへの取り組みを開始: 心電図AIの特許登録をインドで達成、SMEDO採択を受けインドネシアで新たなビジネス展開を発表 (2024.12.27)

インド:国立大学法人東京大学と共同で開発した「心電図による心不全検知AI」の特許登録が完了

インドネシア:採択されたSMEDOを活用してマーケティング調査の一環で訪問し、当社の技術や今後のビジネス展開を発表


・フェムテック

周産期遠隔医療システムでお母さんと赤ちゃんを守る【メロディ・インターナショナル株式会社(香川県高松市)】|J-Net21 (2024.12.23)

尾形氏の医療機器関係での起業判断基準は
・医療ではなくヘルスケアビジネスとしてやっていけるか
・医師など医療関係者の協力を得られるか

【2024まとめ&2025予測】フェムテックトレンド記事トップ10|木村 恵 - フェムテックや健康経営の社会情勢やビジネスモデル|NewsPicks (2024.12.29)

「更年期やAI、資金調達やユニコーン企業などに注目が集まったが、2025年は人工知能を活用した健康管理アプリやサービス。例えば生理周期の予測、健康状態の分析、病気の早期発見などを支援するサービスなどに注目が集まりそうである。」

NewsPicks (2024.12.29)


・ウェアラブル

スマートリングのOuraが310億円調達、「AI強化」で事業の多角化狙う | Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.25)

「Oura Ringは初期段階では睡眠とアクティビティに焦点を当てていたが、最近では心臓の健康やストレスと回復力のトラッキング、女性の健康などに領域を広げている。」

「今回のラウンドは、フィデリティ・マネジメントと医療機器メーカーのデックスコムが主導」

Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.25)

デックスコムは血糖値モニタリング技術を有するメーカー。

関連:フィンランド発のスマートリングOura、Dexcomと資本提携ーー血糖値データ連携で総合的な健康管理へ|BRIDGE (2024.12.24)

世界初の「ディスプレイつきスマートリング」、中国メーカーRogbidが発表 | Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.27)

面白いけどこの小さな画面で何を見るか?
価格は安い模様。


・医療VR

Apple Vision Proの革新がVR市場の未来を塗り替える:ヘルスケアから生産性分野へ|Gadget Hack (Reinforz) (2024.12.23)

価格がなあ…

Holoeyes MDがApple Vision Proに対応開始|Holoeyes (2024.12.25)

「2024年10月よりMeta® Questシリーズで実装した新機能「パススルー」がApple Vision Proにおいても使用可能」

Holoeyes プレスリリース (2024.12.25)


・トレーニング・教育

神戸大学とフューチャー、医学生向けにAIを活用した医療面接トレーニングアプリを開発|AIsmiley (2024.12.24)

AI模擬患者と客観的フィードバックが特徴。

プレスリリース(2024.12.10)は


・スタートアップ・起業

日本のエコシステムの“呪い”を解く方法 Sozo Ventures創業者が人材養成機関を設立|TECHBLITZ (2024.11.19)

国内で大成功はなくても十分食っていけるから外に出ない。

「「日本の市場規模は、スタートアップ向けの規模としては中途半端に感じます。(日本市場は)中国や米国ほど巨大ではないが、他のどの国よりも大きい。ある程度の収益を確保し、雇用を創出することはできるが、日本国内だけでユニコーン企業になるには不十分」だと指摘。」

TECHBLITZ (2024.11.19)

【厳選10社】2025年に絶対話題になるスタートアップたち|NewsPicks (2024.12.23)

見出しに見えるヘルステック系は認知症と大腸がん。

がん超早期発見のCraif、本田圭佑氏率いるX&KSKから10億円をシリーズC1調達——累積調達額は62億円に|BRIDGE (2024.12.25)

「今回調達した資金は、検査サービスの研究開発・研究成果の公表、前向き臨床研究の強化、対応がん種の拡充、組織拡大に伴う人材採用に充てる。また、アメリカでの FDA 承認取得を見据えた研究開発拠点の強化、事業開発組織の立ち上げにも投資する。」

BRIDGE (2024.12.25)

Hacobu社長「官僚にテクノロジー教育を」 政府支援、起業家の本音|日経ビジネス (2024.12.27)

官僚の技術目利き力強化とスタートアップ税制改革の要望。

「ヤマハ」がシリコンバレーで本格活動を開始 スタートアップとの協業を加速 | M&A Online (2024.12.27)

「2024年4月にシリコンバレーに設置した駐在員事務所を、2025年1月に法人化するとともに、2025年中にシリコンバレーにCVCファンド「Yamaha Music Innovations Fund, LP(仮称)」を設立」

M&A Online (2024.12.27)

欧州の新たな「スタートアップ基地」として注目のスイスの実力 | Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.30)

スタートアップエコシステムの中核は今も昔も有力大学。自分としてはScience Tokyoと千葉大を中核としたエコシステム発展のお手伝いをしたい。

「これまで、欧州のテックシーンを席巻してきたロンドンとベルリンに代わり、スイスがその地位を確立しつつある。」

「ファウンダーフルは、スイスが彼らの本拠地になり得ると主張する。その根拠の1つは、スイスのローザンヌとチューリヒにある工科大学の質の高さにある。チューリッヒ工科大学(ETH)は、大学からスピンアウトしたベンチャー企業の数が世界最多となっており、スイスがグローバル・イノベーション・インデックスで13年連続首位を獲得している理由の1つとなっている。」

Forbes JAPAN 公式サイト (2024.12.30)


・マーケット・企業・製品

日本初リアルタイム3D対応の心腔内エコー用カテーテルを発売:医療機器ニュース - MONOist (2024.12.23)

「これまで観察が困難だった心血管の解剖学的構造を視覚化できるため、従来の2Dエコーや経食道エコーでは難しいとされていた、三尖弁の疾患などの観察や評価に利用可能だ。また、血流の位置や方向、速度を把握できる3Dカラードプラ法で表示し、心血管の機能評価をサポートする。」

医療機器ニュース - MONOist (2024.12.23)

来年1月から不整脈診断市場世界2位の日本に3年間1000万ドル規模の不整脈診断ソリューションを供給|毎日経済(韓) (2024.12.23)

製品供給についてJSRと契約。

「ドリームテックは2022年、米国の心血管系疾患診断ソリューション企業であるカディアックインサイトを買収し、不整脈診断の源泉技術を確保し、不整脈診断ソリューションを高度化してきた。 米国食品医薬品局(FDA)の承認後は、米国をはじめタイ、ベトナム、マレーシア、アラブ首長国連邦(UAE)、ボツワナをはじめ23ヵ国に不整脈診断ソリューションを供給し、市場を拡大している。」

毎日経済(韓) (2024.12.23)

健診サービス事業の新拠点「NURA Global Innovation Center」をインドに開設|富士フイルム (2024.12.24)

インドで4拠点、モンゴル国で2拠点、ベトナムで1拠点を展開する検診サービス施設「NURA」。
Grobal Innovation Centerは8番目のNURAかつトレーニングセンター機能・集中読影センター機能を有する。

NTTプレシジョンメディシンとインテグリティ・ヘルスケアの資本提携について (2024.12.23)

協業のテーマは
・医療データプラットフォームの構築
・ウェルビーイング事業
・DCT(分散型臨床試験)事業

スパインテック×タカイコーポレーション×グローブライド 脊柱管狭窄症用医療器具を主とする『医工連携プロジェクト』に参画 (2024.12.23)

釣具で有名なDAIWA(グローブライド)が医工連携プロジェクト参画。
カーボン技術・特殊ネジ製品技術(タカイ)を脊椎治療に。


・イベント

高校生がダヴィンチ操作見学、電気メス体験 福島医大|福島民友 (2024.12.22)

附属病院にて高度医療機器体験会。

2025年大阪・関西万博 パソナグループ×大林組「未来の医療」エリアに天井照明型手術室『オペルミ®』を展示 ~ 社会実装が進む最先端テクノロジーを、「空飛ぶ手術室」で体感 ~ (2024.12.23)

朝日インテックに加え大林組も。

本審査登壇者6名決定!未来の医療を変える「Health Tech Innovation Challenge 2024」― 岡山で最先端ヘルスケアプランが集結|(公) 大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所 (2024.12.24)

F .MED 下村CEOも。

無料セミナー「はじめての医療機器の製品安全/EMC試験セミナー」開催のご案内|日本品質保証機構 JQA (2024.12.24)

2025年2月14日(金)13:30~ @おおさかATCグリーンエコプラザ(対面のみ)。80名。
JIS T 0601-1:2023およびJIS T 0601-1-2:2023の概要について。

第14回がん新薬開発合同シンポジウム + 第8回医療機器開発シンポジウム スライド公開&開催報告掲載|国立がん研究センター (2024.12.26)

12月13日開催。スライドと開催報告が公開。
開催報告に「気合と根性」が無いなあ。

多彩なヘルスケアソリューション 「人生100年時代」の各ステージに寄り添う|ビズボヤージュ (日経BP

大阪・関西万博大阪ヘルスケアパビリオンに出展する「HeCNOS AWARD(主催:大阪産業局)」受賞企業15社の紹介。

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