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新年会にてMeta Quest 3を手に入れた!第1話(全2話)
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2024年1月に弊社メディックメディアの新年会が、大々的に執り行われました。ここ数年は新型コロナの影響で、オンラインで軽く祝うぐらいのイベントだったのですが、今回は明治記念館の一室を貸し切ってのパーティーでした。
この新年会において、毎年、参加者が楽しみにしている企画の1つがプレゼント抽選会です。
幹事によって豪華な景品が複数用意されています。今年はA賞・B賞・C賞の3本立てでした。3つの賞の中から欲しいものを一つ選んで、該当の抽選箱に自分の名前のクジを入れておきます。その抽選箱から、社長がランダムでクジを引く…というシステム。
その抽選会にて、私ロボ……なんと
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わーい!!(パチパチ)
その賞品がこちら!!(ドドン)
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うおー!!!VRゴーグルだあああああああああああああ!!!!!
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Meta Quest 3とは
Meta社が開発したヘッドセットデバイスです。ゴーグルのように装着することで、カメラを通して現実とバーチャルの世界が合体したMR(Mixed Reality)やバーチャルリアリティー(VR)を体感することができます。
バーチャルリアリティーの空間に没入するだけでなく、現実世界を映しながらそこにディスプレイが出てくる、みたいなことが体験できます。
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1年分の運をここで使い果たしてしまった…。
装着編
説明書を読まないタイプの私ロボは、当初かけている眼鏡を外してMeta Quest 3を装着。ゴーグル内で視界がぼやけてしまうのを、どうしたらよいかうんうん悩んでおりました。
すぐ使いたいのでコンタクトレンズ買うか〜とか、サードパーティー製品の度付きレンズ(高額!)を買うか〜など。
よくよく調べてみたところ、“普通の眼鏡だったらかけたままゴーグルを装着できる”と知ったので一安心。ちょっと窮屈だけど、頭が大きいロボでも眼鏡を着けた状態で普通にゴーグルを装着できました。
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ゴーグル自体は、上のバンドと左右のバンドで頭に装着します。バンドの後ろの絞りを左右に引くことで、思った以上にしっかりと頭にフィットしました。
重さはそれほど感じないのですが、長時間付けていると目の周りにすこし熱がこもる感じはするかなという印象。
ちょっと気になったのは、ゴーグル装着時にどうしても鼻の前方に少し隙間ができてしまうこと。のちのちVR体験してわかったことですが、バーチャル空間で、隙間から現実の世界がチラチラ見えてしまうとせっかく没入できていたのに現実に引き戻される感じがしてしまいました。
Meta Quest 3には専用のコントローラーも付いています。
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コントローラーは両手で持ちます。手にフィットする形で人差し指のトリガーを押した感じが心地よい。コントローラーはゴーグル内での操作に使います。ボタンの数が多くないため、操作にはすぐ慣れました。パソコンでいうマウスですね。
今回のMeta Quest 3では、手の動きでも入力や操作ができるんです(ジェスチャーコントロール)!
ゴーグルの前方カメラに写るように手を出すと、コントローラーで操作せずとも画面内のタッチができます。つまむ動作で、クリックします。直感的に使えるのですぐにやり方がわかったのですが、今のところコントローラーの方が操作性はいいかな〜という印象を受けました。
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パソコンのモニターをゴーグル内に映すしてデュアルディスプレイ風にすることも可能なんです!
ゴーグルを装着しているだけで、パソコン等は不要で、ゴーグルで見える画面内のストアからネットサーフィンやアプリ購入、YouTubeを見るなどができます。それだけでも新しい技術に触れている気がしてなんか楽しい。
ただ、ずっと着けているとバッテリーの消耗が早いかもという印象を受けました。
アプリ体験編
個人的に、今までVRゴーグル自体には興味はあったものの、巷で行われている体験会などにはどうしても抵抗があって行けませんでした(ミーハーになるのが嫌だったのと、混んでるところを並んでまで体験しなくてもいいかなという思いがあった)。
マイゴーグルを手に入れたので、とりあえず前から気になっていた“ジェットコースターに乗るアプリ”を試してみました。
VR体験といえばこれ!ってやつです。
無料でダウンロードできるアプリ(Epic Roller Coasters VR)をインストールして実際に体験してみると、風を感じるというか、想像以上にジェットコースターに乗った気分が味わえて驚きました。
家族でやってみると、酔いやすい妻は完全にグロッキー状態に。うってかわって子どもたちは大盛り上がりでした!
私自身絶叫系アトラクションは大好きなので耐えられましたが、おばけ屋敷などが大の苦手なので、このゴーグルを使ってホラーゲームとかしたら絶対に耐えられないだろうなと感じます。
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続いて、現実空間と融合したMR体験ができるシューティングゲームのアプリ(First Encounters)を入れてみました。
家の中をマッピングして、天井や壁を最初に設定すると、そこから宇宙人が出てきて銃で撃つ、みたいなゲームができます。
こちらも家族で交替に遊んでみました。すごいのは、子どもたちがすぐにコントローラーの操作に慣れて遊んでいたこと。家ではゲーム機などはあえて与えてはいなかったのですが、直感的な操作でわかりやすいのか、子どもの吸収力ってすごいなと感じました。
ただ、いくつかアプリで遊んでみて感じたことですが、現状1台のゴーグルしかないと、付けている人しか体験できず、周りの人と感動を共有できないのが、少しさみしかったです(スマホにゴーグルの画面をミラーリングはできますが)。
全員でバーチャル世界に入るには人数分ゴーグルが必要なのか(お金がかかる…)
ちなみに最近のロボは、youtube VRにていろいろな世界の浜辺等に行ってぼーっとしています。現実とデジタルが混在するMRのすごさもよいのですが、ゴーグルでのVR空間への没入感はとても感動的な体験でした。
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次回、この機器を会社のイラストレーターにも体験してもらう会について書いていこうと思います!
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