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食と若さ、食とメンタル

来る9月17日(日曜日)、代々木の国立オリンピック青少年センターにて「遊行(ゆぎょう)する身体」と題したセミナーを開催いたします。

 12日は、稲吉さんをホストに、講師の伊与久さんとfacebook live で2時間ほどお話しさせていただきました。
 途中、私がフリーズしたり、音声が聞きとれず、会話しているイメージで話をしたために後から聞いて、嚙み合ってなかったところがあったりと別な意味でフリーズしており、失礼いたしました。

 そこで今回は、話題になっていた部分についての補完(話せない内容についてはセミナーで)したいと思います。


食べるということ

食と若さ、食とメンタルについて

Q:食についてご自身はどうお考えですか?

A:食について、「食養法」にこだわりは余りありません。
 ただ、気をつけていることはいくつかあります。

・結論から書くと、何事もほどほどが一番。😅

 0:排泄、排毒が大事
 1:食材は自家製(家庭菜園など)が美味しい
 2:調味料、調理法にはちょっぴり気をつける
 3:身体に聞いて、自分に合ったものを食べるのが一番
 4:食養法はどれでも相性が合えばOK
   一般の健康な人にとっても病がある場合でも、食養法は相性です。

ㅤ その根拠というか小ネタなどは直接お会いしたときに紹介したいと思います。
 私はそれらをネイティブアメリカンの教えの下で、ベースラインや感覚瞑想を通じて学び、気づきを得ました。

 その少し前の話をしたいと思います。

 トラッカースクールでネイティブアメリカンの教えを学ぶ前までに、ヴィーガン、ベジタリアン、糖質制限、半断食、完全断食、その他、玄米菜食やマクロビ、水野南北の修身法なども含めると、世間一般に知られている方々より多くの「食養法」と呼称されているメソッドを学び、実践してきました。もちろん、最短でも半年、場合によっては数年かけて体調管理などをしながら実践してきましたので、メリット、リスク、デメリットも身をもって理解しています。
 ま、節操がないと言われますが、趣味なんで・・・・😅

 そのような中、東南アジアへの海外旅行中に食中毒で倒れたことがありました。
 その時、国境を跨いで担ぎ込まれた病院(西洋医学・伝統医学の総合診療)で脈診をした先生曰く、「フィッシュヘッドカレーを食べなさい」と。

こんな感じの「フィッシュヘッドカレー」でした

 で、おそるおそる食べにいったところ、胃腸が急速に回復したということがありました。カレーは刺激物、辛いし、なんの栄養なの??
 当時は何が何やらでした。😅
 通訳によると、湿邪によるもの、日本人の身体が対応できない暑い環境などが原因とのこと。ダレて動きが極端に悪くなっていた胃腸を、カレーが薬膳的な感じでリブートしてくれたんですね。
 本当はもっとちゃんとした証による話もありますが、個人的な話なので省略します。

食と料理

 さて、食といえば、私のように子供のころからわりと料理が好きだったのなら良いのですが、仕方なくとか、やむを得ずとか、そもそも興味がないとか・・・・そのような状況で飯を作らなければならない場合は、気が進まないものですよね。

 なので、プラス思考ではなく「マイナス思考」をオススメします。
 あ、ちがった
 プラスマイナスではなく「足し算ではなく引き算の考え方」です。😅
 手抜きとはチョッと違います。

 自分にとって理想的なの食事がある、もしくは理解しているとしましょう。
 そのような理想的な食生活をいつも可能かどうか?
 現実的な話、そのような状態を続けることはできません。

 例え相性の良い食養法だったとしても・・・・です。

 なので、100点満点の食生活よりも、70~80点ぐらいを良しとして、60点あたりで充分に機能する身体にすればよいと思います。
 スーパーの半額セールでいこうとか、たまにはお酒もとか、消費期限過ぎちゃったけどいけるよね?・・・・等々

 引き算で、何点くらいなら大丈夫か?ですね。

 そのためには排泄、排毒、解毒などの代謝機能を向上させ、通りの良い身体にすることが大事です。結果的には消化吸収能力を高め、免疫力を向上させることにつながります。

 引いたその点数の配分をどうするかを、考えましょう。
ヒントはいろいろ紹介できると思います。個人的にはベースラインの考え方などがわかりやすかったです。

北大路魯山人のお話し

 明治時代から昭和にかけて、料理人ならだれもが知っている北大路魯山人という方がおられました。
 私は料理人でもなんでもありませんが、彼の著書には素晴らしいことがたくさん書かれていますので最後に紹介したいと思います。

料理は相手を診断せよ

 自分の料理を他人に無理強(むりじい)してはなりません。

相手をよく考慮して、あたかも医者が患者を診断して投薬するごとく、料理も相手に適するものでなくてはなりません。

そこに苦心が要いるのです。医者が患者の容態ようだいが判わかるように、料理をする者は、相手の嗜好しこうを見分け、老若男女いずれにも、その要求が叶かなうようでなくてはなりません。

相手の腹が空すいているかどうか、この前にはどんなものを食べているとか、量とか質とか、平常の生活とか、現在の身体の加減とかを考慮に入れなければなりません。

それは充分、料理の体験がなくてはならぬことであろうと思います。

 甘い、辛からいということも、甘ければ甘いで美味うまく、辛ければ辛いで美味いというふうに、どんな味であっても嗜好に叶うという、すなわち、ものの道理に背そむかない味でなくてはなりません。

それですから、ただ眼めで見ることばかりではだめでありますし、また、料理は舌の上が美味いのみでも足りません。

まず目先が変わるとか、色彩の用意が異なるとかいうことで、つまり、感覚の全体に訴えて満足するとか、美味くなるという総大観になるのであります。

名医となることも、名料理人になることも、容易ではありません。

北大路魯山人「日本料理の基礎観念」1933(昭和8)年初出:「星岡」より

いかがでしょうか。

 こういった話もネイティブアメリカンの教えの中にある、波紋、ベースライン、感覚瞑想などを通じて私の中でまとまったものですが、たまたま私の場合はこうだったというだけの話です。
 なにかの参考になれば幸いです。

お申込み方法など

TRY ANGLEコラボセミナー「歩から舞へ〜遊行する身体」
9/17(日)10:30-16:30(10時受付)

○持参するもの 
参加費、運動出来る服装、飲み物、タオルなど。

○参加費 10000円
○定員/20名
定員に達し次第キャンセル待ち。

○注意事項
許可なき写真や動画の撮影はお断りします。また体調の悪い方は参加をお控えください。

○申込み・問合せ
meviusjapan1744@gmail.com

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