今日の朝ドラ「らんまん」から。その他大勢ではない自分の個性とは?
NHKの連続ドラマ「らんまん」を見ています。
毎日15分のドラマだけど、共感できることや気づきが毎回のようにあります。
今日は、神木隆之介(主人公・槙野万太郎・通称「わか」)のセリフに心が動かされました。
「雑草に何の意味があるんだ!?」という相手の捨てゼリフに対して、「雑草という名前の草なんてない!」と植物学の研究に没頭している万太郎は言います。
私は、これまでに数多くの方をカウンセリングし、その方たちの潜在意識にある才能や未来のことを見抜いてお伝えしてきました。本人はそれを聞いて、つい否定してしまうなんてことも多くありましたが、それぞれの内側には、大勢の中に埋もれてしまうのではない、その人ならではの光り輝く個性や才能が、奥深くに眠っています。
だからこそ私は、「雑草という名前の草なんてない!」という万太郎の言葉に反応して、「その通り!」と強く思ったわけです。
今の自分を見て、または過去の自分を見て、「自分なんてこんなもんだ」と思えたとしても、人生には何が待っているかわかりません。
「雑草に何の意味があるんだ!?」とドラマの中で言った彼の人生の中でも、きっと過去に気持ちを踏みにじられることがあったのでしょう。そんなつらい過去の体験があると、自分の中に光るものを見いだそうとする意識をもつことが難しくなることもあります。
私も、過去に抱いたつらい感情が潜在意識の深い部分に眠っていたため、悲観的に物事をながめる自分が内側にいました。この仕事を始めたのは33才の時ですが、それ以降も、心の闇を抱えながら、日々仕事に従事していました。それでも、クライアントの方に対しカウンセリングはできますし、日常では問題がないかのように思えるときもありました。
しかし、私の場合は、自分の中の、そういった心の闇を解消していく手法を確立することが、人生の目的の一つだと確信する瞬間があったため、そこからは必然的に、手法の研究が始まりました。
日常には、自分に気づきを与えてくれるヒントが数多くちりばめられています。それが人の言葉や目にする情報、もしくは、自分の中にくり返し芽生えてくる感情や、未来への思いなど、人によってさまざまであるかと思います。
ポイントは、「気づいたこと」を活かすことです。
ときには、行動に移すことが大切かもしれません。人によっては、人生の難問に対する解決につながるケースもあるでしょう。気づきを自分の内側に留めておくということは、その先の自分の人生を切り開くきっかけにもなりえます。
「らんまん」は、幕末から明治にかけての実話をもとにした物語ですが、主人公の万太郎を見ていると、私自身が歩んできた道と重なって捉えられる側面もありました。自分がやりたいことを見いだしたら、それをさらに磨き上げようとまい進する姿に、私は共感を覚え、力をもらった感覚があります。
彼の場合は、彼自身の周りで誰も興味の持っていない、植物学という言葉がまだ一般には浸透していない、そのものにまい進することでした。
今日のポイントを少しまとめます。
一つは、その他大勢の中に埋没するものではない、光る個性、才能、素質がそれぞれの内側にはあるということです。
大切なのは、日常の中での気づき。それら一つひとつは、自分の未来を切り開く、人によっては飛躍するためのサインでもあります。
もう一つは、自分が今、目にしている現状の中にこそ、自分を知るためのサインがちりばめられているということです。
私は、今朝、朝ドラを何気なく見てみようと思って、ただ見ていたのですが、そのうちにいくつかの気づきが重なり、ここで書いている内容を投稿しようと思いついたのです。また、思いを新たにリフレッシュして、仕事にとりかかることができました。
日常における、ほんのささいな気づきであっても、そこに自分の意識をおき続けることによって、そこから新たな思考が生まれる、気分が軽くなる、または身体が軽快に動くようにもなります。
その一方で、現状を悲観的にとらえているときに、たとえば、何かしらの気づく要素があったとしても、それを簡単に手放してしまう(否定する考えなどが浮上すると手放しやすい)と、悲観的な意識の状態を変換することは難しくなります。
ここで案内している「意識の使い方」について、もう少し掘り下げて考えたい、もしくは、自分の内側にある光るもの(才能、個性など)をもっと知りたい方は、以下の講習の案内ページをご覧ください。
私は、今日案内したような気づきを多くもらうことができるため、ドラマや映画を毎日のように見ています。私にとっては、本当に人生の教材と思えるものばかりです。もちろん、ただ楽しさを求めて見るドラマや映画もあります。本日の内容が参考になりましたら幸いです♪
今日案内した内容に関すること、もしくは上記の「基礎クラス」で習得する各呼吸法を企業研修などに取り入れたい方は、どうぞご遠慮なくご相談ください。以下の内容も必要に応じて参考にしてください。
企業研修:人材育成・運営アドバイス