WHO認定361のツボを完全網羅する『ツボかるた』プロジェクトの挑戦
1. 遊びながら健康増進ができる『ツボかるた』の魅力とは
(1)どうして『ツボかるた』を開発したのか?
『ツボかるた』を開発した理由は、「健康を楽しく、日常に取り入れられる方法を提供したい」という思いからです。健康情報は多く存在しますが、専門的すぎたり、続けるのが難しかったりするのが現実です。
そんな中、東洋医学の「ツボ」は、指で皮膚のツボを押すだけで、道具を使わず、いつでもどこでも誰でも実践できる優れた方法です。
しかし、難しい漢字の名前や専門用語が多いため、一般の方には親しみにくいと感じていました。
そこで、ツボの名前をひらがなにして親しみやすくし、カードゲームの形で楽しみながら学べるよう工夫しました。
遊びを通じて自然と笑顔が生まれ、コミュニケーションが深まる。この力を活かして健康を届けたいという想いが、『ツボかるた』開発の原点です。
(2)ツボかるたとは?
『ツボかるた』は、遊びながらツボの位置や効果を覚えられるカードゲームです。両面印刷仕様で、かるた遊びだけでなくカードゲームとしても楽しめます。
現在、『ツボかるた』には2種類のシリーズがあります。
みんなで遊べる『ツボかるた』(大きな札)
家族や友人と楽しみながらスキンシップを深められるタイプ。ひとりで楽しめる『ひとり ツボかるた』(小さな札)
一人でリラックスしながらツボ押しを楽しめるタイプ。
(3)『ツボかるた』特徴
① ツボを押したことがない方でも取り組める内容物
ツボを押したことがない方でも、取り組めるよう内容物を考え抜きました。
② 見ただけでツボを学べる絵札と読み札
両面印刷のカードが、カードゲームとしても遊ぶことを可能にし、遊び方の幅を広げています。
ツボを押したことがない方でも、興味をもっていただけるを仕掛けを多数デザインに盛り込んでいます。
(4)様々な遊び方がある
『ツボかるた』は、そのシンプルなデザインと工夫により、以下のような多様な遊び方が可能です。
① みんなで遊べる
家族や友人とツボを押し合いながら遊ぶことで、スキンシップを通じた笑顔や会話が自然に生まれます。普通のかるたとは異なり、絵札を取った後にツボを押すという流れが、コミュニケーションを深める大きな特長です。
高齢の方は、取った絵札の枚数を競う形でないのが良いともおっしゃっています。
② ひとりで楽しめる
一人でもカードを見ながらツボを押すことで、リラックスやストレスケアを体験できます。特に「ひとりツボかるた」は、忙しい日々の中で手軽に使えるアイテムです。
現在、若手世代の間では「ふれ愛ゲーム」としても注目され、スキンシップを重視した新しい遊び方が広がっています。
(5)ツボかるたの実績
『ツボかるた』は、これまで多くのメディアに取り上げられ、幅広い支持を受けています。以下は主な実績です。
① メディア掲載
Yahoo!ニュースやBS-TBSなど、多くのメディアで紹介されました。
【メディア掲載一覧 リンク】https://medic-art.com/company/#8
② 販売実績
また、一般向けのツボのカード状の資材は他にないということで、紀伊國屋書店新宿本店での販売実績もございます。[家庭医学コーナー(4階)、医学書コーナー(5階)で販売]
③ 施設での導入
全国約400のデイサービスや介護施設で活用され、リハビリやコミュニケーション促進のツールとして好評を得ています。
2. ツボかるた公式サイト『おうちで健康』
(1)ツボかるた公式サイト『おうちで健康』とは
公式サイト「おうちで健康」は、『ツボかるた』を中心に、健康やツボに関する情報を発信する総合プラットフォームです。
初心者でも分かりやすい解説や遊び方のガイドを提供し、家庭や施設での活用をサポートします。また、ツボ押しに関連する体操やストレッチの情報も充実しており、健康促進のための実用的なツールとして多くの人に利用されています。
(2)サイトの特徴:ツボ検索機能の紹介
「おうちで健康」では、以下のような便利な機能を提供しています:
ツボ検索機能
症状別や部位別にツボを簡単に検索できる機能を搭載。たとえば「肩こり」や「冷え性」などの症状を選ぶだけで、対応するツボが表示されます。また、初心者向けに「ここが落ち着くツボ」「元気が出るツボ」などのカテゴリも用意しています。
公式サイトは、『ツボかるた』をより深く楽しみ、日常生活で活用できる情報を発信する拠点として、多くの人々に健康を届けています。
3. 『ツボかるた』が広げるコミュニケーションと健康の輪
(1)デイサービスでの活用例
『ツボかるた』は全国約400の介護施設やデイサービスで導入されています。施設では「読み手用 説明補助資材」を活用し、ツボの知識がないスタッフでも簡単に説明できる紙芝居形式が好評です。
実際の利用現場では、「ツボを押している間に笑顔が増えた」「会話が弾んだ」といった感想が多く寄せられており、健康促進だけでなく交流の場としても役立っています。
しかし、高齢者が20秒間ツボ押しを続けるのが難しいという課題が発見されました。
この解決策として、歌に合わせてツボを押す「ツボ押しの歌」の導入が検討されています。リズムに合わせることで、楽しくツボ押しを続けることができるようになります。
(2)お手玉ツボかるたの実施報告
高齢者向けのレクリエーションとして、「お手玉ツボかるた」という新しい遊び方が生まれました。A3サイズの大型ツボかるたの絵札に向かってお手玉を投げ、札を取る形式で楽しめます。
◆イベントの成功事例
① 錦糸町マルイで開催された高齢者向けセミナーでは、この遊びが大変盛り上がり、わずか5日で予約が満席になるほどの人気ぶりでした。
【参照記事1】2023年6月22日、錦糸町マルイで開催。『ツボかるた』でツボ押しのいろはを楽しく学ぶ!気になる症状をツボ押しでセルフケア
② デイサービスのイベントでも、お手玉を使ったゲームが好評で、「普段あまり体を動かさない高齢者が積極的に参加してくれた」との声が上がっています。実際に離脱者なしで30人近くの人が最後まで楽しんでくれました。
【参照記事2】2023年12月28日、渋谷区のデイサービスセンター パール鉢山で開催された『ツボかるた』イベント
デイサービスのイベントで実施した際、ツボ押しをするときに「ツボ押しの歌」をかけたところ、皆さんツボ押しに必要な時間、20秒間ちゃんとツボを押してくださり、「ツボ押しの歌」の重要性を学びました。
お手玉を投げる動作自体が軽い運動になるだけでなく、的に当てる楽しさが集中力を高め、ツボかるたの健康効果と組み合わせた理想的なレクリエーションとなっています。
(3)若手向けツボかるたへの挑戦
『ツボかるた』は、高齢者だけでなく若い世代にも楽しめるゲームとして進化を続けています。
大学のボードゲームサークルや、20代の若手の方にスキンシップ重視の新しい遊び方「ふれ愛ゲーム」で遊んでいただきました。
① ふれ愛ゲーム
若年層向けのスキンシップを重視した遊び方「ふれ愛ゲーム」では、カードを使いながら実際にツボを押し合うことで、自然とコミュニケーションが深まります。
友人同士で笑顔が絶えない中、「思った以上に楽しかった」「普段やらないツボ押しが気軽に体験できた」といった感想が寄せられました。
【参照記事:ツボかるた進化論】
② ゲーム性の拡張
将来的には361ツボをデジタル化し、トランプのように使えるカードとして遊び方をさらに拡張する計画もあります。これにより、ツボの効果を活かした戦略性の高いゲームや、教育ツールとしての活用が期待されています。
若い世代から高齢者まで、幅広い年齢層が楽しめる『ツボかるた』は、遊びを通じて健康とコミュニケーションを広げるツールとしての可能性を広げています。
4. 20秒ツボ押しをする「ツボ押しの歌」開発
(1)高齢者向けのツボ押しの歌
ツボかるたを購入してくださった、アロマサロン経営のマッサージの専門家の高貫伸子様にも歌を使ったツボ押しをご紹介いただいており、好評を得ています。
高齢者がツボを押し続ける際、20秒間の集中を保つことが難しいという課題が発見されました。この問題を解決するために、リズムに合わせて楽しくツボ押しを続けられる「ツボ押しの歌」を生成AIを活用して開発しています。
生成AIを活用して制作されるこの歌は、シンプルなメロディーと覚えやすい歌詞で構成されており、高齢者にも親しみやすい内容になっています。
例えば、「肩こりに効くツボ」や「リラックスできるツボ」をテーマに、歌に合わせてツボ押しを行うことで、自然と必要な時間をクリアできる仕組みです。
(2)若手向けのポップなツボ押しの歌
若い世代には、ポップで明るいメロディーを取り入れた「ツボ押しの歌」を提案中です。歌に合わせてツボ押しを行うことで、健康促進だけでなく、楽しいリズムゲーム感覚でも楽しめる内容に仕上げます。
友人同士や家族で楽しむことで、自然とスキンシップや会話が生まれる効果も期待されています。
5. WHO認定のツボ361穴を楽しく学べる! 『ツボ押しの歌』と公式サイト公開プロジェクト
(1)プロジェクトの概要と目的
このプロジェクトは、WHO(世界保健機関)が認定する361のツボをもっと身近に、楽しく学べるようにすることを目指しています。
ツボは道具を使わず、誰でも簡単に健康を促進できる優れた方法ですが、名前が難しかったり、正確な位置や効果を覚えるのが大変という課題があります。
そこで、ツボの効果や押し方をわかりやすく伝える「ツボ押しの歌」と、情報を整理した公式サイトを活用し、誰もが日常にツボを取り入れられるようサポートする仕組みを作ります。
このプロジェクトを通じて、ツボの学びを楽しく、身近なものにしていきます。
(2)YouTubeショートでのツボ押しの歌の公開
「ツボ押しの歌」は、生成AIを活用して制作された短い音楽コンテンツです。一つのツボごとに1曲ずつ制作され、20秒間のツボ押しを楽しくサポートします。
YouTubeショートを活用することで、手軽に視聴でき、忙しい日常の中でも簡単にツボを学べるプラットフォームを提供します。
具体的な例として、「肩こり」「冷え性」「リラックス」など、テーマ別にツボの効果を紹介し、歌と映像を通じて覚えやすい内容に仕上げています。
繰り返し視聴することで、自然とツボの知識が身につく仕組みを目指しています。
(3)公式サイトと連動した学びの場の提供
YouTubeショートで公開された「ツボ押しの歌」は、公式サイト「おうちで健康」と連携しています。公式サイトでは、動画では伝えきれない詳細な情報を提供し、学びをさらに深める環境を整備しています。
公式サイトの特徴
① 全361ツボの網羅的解説
ツボの名前(ひらがな表記)、位置、効果、押し方を詳しく解説し、初心者でも簡単に活用できるよう設計されています。
② 動画とテキストの連携
YouTubeショートで紹介されたツボの詳細や応用的な使い方をテキストで補足。視覚と聴覚を組み合わせて学びを強化します。
③ 検索機能の充実
症状や部位ごとにツボを検索できる機能を搭載。たとえば「肩こり」や「ストレス緩和」など、目的別に最適なツボを簡単に探せます。
このプロジェクトを通じて、遊びや音楽を通じた学びの楽しさと、公式サイトでの深い情報提供を融合し、より多くの人がツボを生活に取り入れられる環境を提供します。
6.361ツボをデジタルで学ぶ新たな挑戦
(1)WHO認定ツボの情報を公式サイトで公開する意義
WHO認定の361のツボを公式サイトで公開することは、ツボに関する信頼できる情報を誰でも簡単にアクセスできる環境を整える重要な取り組みです。
これまでツボに関する情報は専門書や講座に限定されることが多く、一般の人々が日常生活で活用するにはハードルが高いものでした。特に効能を切り口とした、わかりやすい資材がないのが大きな課題でした。
公式サイト「おうちで健康」では、初心者でも理解しやすいように、ひらがな表記やイラストを使ってツボの位置や効果をわかりやすく解説し、学びの敷居を下げることを目指しています。
この取り組みは、ツボ押しを生活の中に取り入れるきっかけを提供し、多くの人々の健康促進に寄与します。
(2)印刷物ではなくオンラインで提供するメリット
361のツボ情報をオンラインで公開することには、以下のようなメリットがあります:
① アクセスのしやすさ
スマートフォンやPCがあれば、時間や場所を問わず簡単に情報を確認できます。
② リアルタイム更新
新しい研究成果や応用方法を即時に反映できるため、常に最新情報を提供可能です。
③ 環境への配慮
印刷や流通のコストを削減し、持続可能な取り組みとして環境負荷を軽減します。
デジタル展開は、情報の即時性と利便性を高めるだけでなく、より多くの人々にツボの価値を伝える可能性を広げます。
(3)将来的な多言語対応や検索機能の展望
今後、公式サイトでは多言語対応を進め、国内外の幅広いユーザーに向けた情報発信を目指します。
また、症状や目的別にツボを簡単に検索できる機能を追加予定です。たとえば「肩こり」「冷え性」などのキーワードを入力するだけで、関連するツボの位置や効能がすぐに表示されるようになります。
これにより、ツボに親しむ初心者から、専門的にツボを学びたい人まで、幅広い層にとって便利で使いやすいプラットフォームを実現します。
7.『ツボかるた』の新しい可能性:イベントとプロモーション
(1)イベント出展での反響
① 国内最大級のアナログゲームのイベント「ゲームマーケット」
2022年春は医療系カードゲームとしてのコラボ出展。2024年秋は単独で出店。医療系ゲームとしては珍しいということでしたが、特に2024年秋の単独出展では、ゲーム性を重視するイベント参加者からも新しい視点での意見を得ることができました。
【参照記事 2024年出展時】
② 楽天シニア×川崎 LA CITTADELLA 「Culture PARK 2024」
2024年9月21日から22日にかけて開催された楽天シニア×川崎 LA CITTADELLA のコラボイベント「Culture PARK 2024」に出展しました。こちらは、屋外で開催された全世代向けのウェルネスカルチャーイベントでしたので、新たな挑戦となりました。
楽天シニアとのコラボイベント「Culture PARK」では、全世代向けにエンターテインメント性をアピールし、家族連れや若年層からも好評を得ました。ツボを押しながら楽しむ体験型ブースは、幅広い世代に健康を感じてもらう良いきっかけとなりました。
(2)SNSやキャンペーンを活用したプロモーション事例
YouTubeでツボかるたチャンネルを運営しているほか、SNSでは年末に『ツボかるた』を使った大喜利キャンペーンや、実際のツボ押し動画を投稿するチャレンジ企画などを展開しました。
①『ツボかるた大喜利』で広がる笑顔の輪
『ツボかるた大喜利』は去年からXで開催しており、今年も開催をしました。
👉2024年に実施したキャンペーン詳細 medic-art.com/news/241214/
小学生の子どもが母とツボかるたで遊び、夜に父親にツボ押しを誘っていたりしたとの報告もいただきました!
これらの取り組みにより、オンライン上でのコミュニケーションが活性化し、新たなユーザー層を獲得することに成功しました。
(3)若年層・高齢者向け新アプローチ
若年層には「ふれ愛ゲーム」として、友人や家族とスキンシップを深める遊び方を提案。一方で高齢者には、リハビリや健康増進ツールとして活用する方法を提供しています。
また、361ツボをフル活用することで、トランプのように遊べる戦略性の高いゲームや、医療従事者向けの教育ツールとしての展開も検討中です。このように、世代ごとに異なるアプローチを展開し、『ツボかるた』の可能性を広げています。
8.まとめ▶『ツボかるた』と共に描く未来
(1)健康を遊びで学ぶ新しいスタイルの提案
『ツボかるた』は、楽しみながら自然と健康を意識できる新しいスタイルを提案しています。遊びの中で笑顔が生まれ、コミュニケーションが深まる。その結果として健康も促進されるという、一石二鳥の効果を目指しています。
(2)WHO認定ツボを軸とした情報提供の重要性
WHO認定の361のツボをデジタルで公開することで、信頼できる健康情報が誰にでも簡単に届く環境を構築します。この情報は、日常生活の中で活用できる実用性の高いものです。
(3)世代や国境を越えて広がる『ツボかるた』の可能性
デジタル展開や多言語対応を通じて、『ツボかるた』の魅力を日本国内にとどめず、世界中に広げていくことが可能です。これにより、世代や文化を超えた健康促進のツールとしての価値をさらに高めていきます。
9.応援のお願い
『ツボかるた』は、「遊びながら健康を学ぶ」という新しいスタイルを広げるために、多くの人の力を必要としています。健康を楽しむ文化を作り、世代や国境を越えて広がる取り組みを一緒に進めていきたいと考えています。
もし『ツボかるた』の活動に共感していただけたら、ぜひ応援をお願いいたします!
SNSでのシェア、イベントへのご参加、公式サイト「おうちで健康」へのアクセスなど、皆さまのサポートがこのプロジェクトの大きな力になります。
遊びと健康をつなぐこの挑戦を、どうか温かく見守り、ご支援いただければ幸いです。あなたと一緒に、笑顔と健康があふれる未来を築いていけることを心から願っています。どうぞよろしくお願いいたします!