よきパートナーに刺激を受けて
さて、久しぶりに会社関係のことを。今期からmedibaの編集グループではサブリーダー制というものを導入しました。マネージャーが3人からふたりになったこと、さらにそのうちのひとり(僕)が兼務出向していることがおもな理由ですが、ほかにも狙いがあります。
長らく…と言っても数年ですが、編集グループはマネージャーの顔ぶれに変化がなく、業務においてもマネージャー以下を比較的フラットに扱っていたんですね。そこを重視したせいか、後進を育てるということがあまりできていませんでした。
そこで今期は意思のあるメンバーや素養を感じるメンバーを中心にサブリーダーを任命し、メンバーマネジメントを移譲することに取り組んでいます。
自分としても「立場が人を変える」というのは実感として持っていたので、以前からこういうことをやってみたいと思っていました。
サブリーダーもリーダー
これはもちろん望み過ぎというのは理解しています。お願いする範囲はメンバーマネジメントであると伝えているので。
ただそれでも、彼らがマネージャーを目指す上で意識してほしいのは、リーダーの役割です。引っ張っていく、サポートするなど、リーダーシップの形はさまざまあると思いますが、「道を示す」というのは例外なく必要な動きではないかと思います。
いま、1クオーターが終わった段階で僕は、自分のグループのサブリーダーへのフィードバックとしてそのようなことを伝えました。配下のサブリーダーはデキるやつです。この1Qいっしょにやってきて、たくさん助けてきてもらいました。
とくに壁打ち相手としては最高で、僕が提案する「あれやろう」とか、「こういうのはどうか」というさまざまなことに対して、じつによいコメントを返してくれました。おかげで実施判断や検討はとてもスムーズでしたね。
でも、リーダーを目指すなら彼からも道を示す動きは欲しいなというのが正直な感想です。
なら、自分が見せないといけないわけで
そんなフィードバックを考えていたときに、さてお前はどうなんだと自問自答するわけです。ちゃんとやれていたか? 忙しさを理由に、サブリーダーを置いたことを理由にサボってなかったか?と。
そんな自問自答を経て、ここ最近はそういう動きを少し多めに見せている……、つもりです。感じてもらえているかしら。
道を示すことと、それを実現するためのアクションの結果については、また別の機会にお伝えしたいと思います。編集グループ全体での取り組みを考えています。乞うご期待。