#教科書で出会った物語 企画に参加してくださった記事のご紹介①
#教科書で出会った物語 を募集し始めて、あっというまに〆切の5月8日が近づいてまいりました。4月はほんとに駆け足で過ぎてゆきました…。
印象には残っているけれど詳しく覚えていない、タイトルが思い出せない…など、書くにあたっていろいろ調べてくださった方も多かったです。ありがとうございます…!
マガジンにもまとめさせていただきましたが、何回かにわけてご紹介していきたいと思います~!
「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら。」という一節が印象的な『手ぶくろを買いに』をあげてくださったのは茉叶☆Makanaさん。新美南吉さんに教科書で出会った方は多いのではないのでしょうか。
大人になっても虹を見るたび思い出すという詩「虹の足」をあげてくださったのはかえちゃんさん。この詩は吉野弘さんだったのか!とこの記事を読んで気づきました。この詩が胸のなかにしまわれているのは、すごく素敵なことに思えます。
柑橘類がでてくる二つのお話をあげてくださったのは近江戸ねいさん。同じ柑橘でも全く味わいが違う物語なのが面白いです。はっとさせるような香りの強さと鮮やかな色が、物語のモチーフとして魅力的なのかもしれませんね。
作家さんの名前がわからないけれど、と『きつねの窓』をあげてくださったのは数理落語家 自然対数乃亭吟遊さん。『きつねの窓』は『くじらぐもからチックタックまで』にも掲載されているのですが、タイトルがわからない方からの「指で四角を作るお話なんですが…」というリクエストだったそうです。タイトルとか著者名がわからなくなっても、心に残るんですよね。
教科書に掲載になっている話は抜粋の場合もあるので、気に入った作品は、そのもとの作品を読むこともあったというもつにこみさん。『高円寺純情商店街』の「6月の蝿取り紙」が教科書にのっていたとは!
印象に残っているとあげてくれた「花いっぱいになあれ」は、学習からのつながりで学校で実施した風船の体験が素敵でした。私もやりたかったです!
灰谷健次郎さんの『ろくべえまってろよ』をあげてくださったのはsakuraさん。単行本は長新太さんのイラストも思い出深いです。音の響きも魅力的ですね。「キュワーン」みたいな独特の音って、記憶に残ります。今書いていて中原中也さんの「ゆあーんゆよーん」も思い出しました。
本日はこのあたりで。近いうちに第2回ご紹介します!