本と人と旅、そして出会い。【自己紹介 2020 ver.】
改めまして、こんばんは。
もう大学生活も残り2年となってしまいました。
5年ともなれば小中の友人は社会に出てぞれぞれの道で活躍していて、話を聞いているとモチベーションは上がるし、医師として社会や人にどう貢献すべきか深く考えるいいきっかけになります。
(最近はCOVID-19の影響でオンラインで人と関わる機会も増え、モチベーションの維持が良い意味でしやすくなったのかもしれません。)
そこで今回は新年度を迎えるにあたって整理するという意味でも自己紹介記事を書こうと思います。
”世界中のこどもたちに笑顔が溢れる社会に“
この言葉は将来なんらかの形で医療に関わる者として軸としたい私自身の行動の指針です。”子ども“に焦点を当てていますが、子どもの笑顔はその周りの大人も含めた地域や社会なしには存在し得ません。
これから様々な記事を投稿していくなかで、この言葉の思いを少しずつ伝えていけたらいいなと思っています。
今回は大きく3つのポイントに沿って自分自身のことを伝えられたら、と思います。
〈本〉
このnoteでは今まで読んだ本について色々と書いてきたんですが、
本が今の自分を形成してきたか
と言われたら即答で”No”と答えます笑
なぜかと言うと、大学に入るまで、小中高とほとんど課題で与えられたもの以外本を読んでこなかったからです。
外で体を動かす方が好きな人間なのでじっとして本を読むのはむしろ苦痛でした笑
こんな人間がどうして本を読み始めたのか。
記憶を思い返してみると、
原点は大学1年生のときに初めての海外で医療ボランティアとしてインドに行ったことだったと思います。
初めての海外でいきなりインドに飛び込んだのでかなり衝撃的でした。
(これについてはまた別の記事で…)
インドでの経験は自分が将来医師として何ができるのか考えるきっかけになった他、将来何がしたいのかを考えるときにきっと皆が陥るであろう、
自分って何なのだろう
という疑問を解決するのに当時色々と探しまわって見つけた手段の1つが”本”でした。
なので、まだ自分の中で本という存在は自己のほんの一部でしかないと思っていますが、著者の考えや新しい知識、将来へのヒントなどたくさんの刺激に触れられる本の魅力を少しずつ感じ始め、これからも継続していこうと思います。
そして、今回選んだ3つのテーマ
「本、人、旅」
特に“本”は自己紹介のテーマにするには10年以上早すぎたかもしれませんが(笑)、これはライフネット生命の創始者である出口治明さんが人生を豊かにする3つの項目として自身の著書の中で述べられていたので、新生活が始まるタイミングとも重なる今、1つのメッセージとしてこんな形式にしてみました!^ ^
〈人〉
多分このテーマが一番自分自身に影響を与えているものだと思います。
私自身、4人兄弟の長男で自分より小さな子どもと関わる機会が多かったことが小児分野の興味に繋がり、特に弟とは学年が14も離れているので興味のベクトルが子育てやそれと関連して働き方にも向いていると自覚しています。
また、予備校時代から大学生活に夢を膨らませて色々と調べていたときに出会った学生団体IFMSAや、大学入学を機に所属した国際医療研究会(kik)などのコミュニティで出会った人は何も知らなかった自分に数えきれないほどの情報をもたらしてくれ、興味を外へ外へ導いてくれました。
インドに行ったのも、大学1年生のあのときだったからこそ飛び込めたし、facebookで魅力的な活動をされてる人に連絡して直接会いに行ったりしているなんて大学入学前には思ってもいませんでした。
“人の力”ってすごい。そう思います。
今では学年が上がって先輩方にしてもらったように与える側にならなくてはいけないと思っているのですが、そんなコミュニティに所属していると周りにはもっと行動力のある同期や後輩もいて、逆に刺激を受けています。
(今も周りの人の記事や発信を見ながら刺激を受けて今この記事を書いています。)
安心できるのもよし、刺激を求めるのもよし、とにかく色んなコミュニティで出会った人への感謝の気持ちを忘れずに、大切にしなきゃいけないですね!
〈旅〉
最後に”旅“
私は大学に入学するまで海外に行ったことがなかったので大学では
「必ず毎年1回は海外に行ってその国の人や文化に触れる」
と決め、
1年生のときに医療ボランティアとしてインド、第二外国語で学んだ言語を使うためにフランスへ。
2年生のときは時間があまり取れなかったので日帰り弾丸で台湾に。
3年生のときには自分たちでスタディーツアーを立ち上げ、町ぐるみ高齢者ケアの現場から最先端の医療までを見学しにタイヘ。
4年生のときは友人に会いに初の英語圏オーストラリアへ。
やっぱり海外には普段感じられない言葉や文化の違い、そして刺激的な時間が過ごせ、そこで改めて日本の良さも感じ、インドで感じた教育の重要性やタイの医療制度から日本の社会保障制度を考えたことは確実に将来への糧になっています。
国外だけでなく、沖縄ではcommunity pediatricsやネウボラへの興味が広がった先生に出会い、さらにはもっと身近にある富山でもまちなか総合ケアセンターなど魅力的な場所にもたくさん出会えました。
また、旅の途中に立ち寄るゲストハウスを巡ることも大好きです。
そこで出会った人と話をして、地域を知り、人を知り、おすすめしてもらった場所を歩く。
全く違うことをしている人たちが交差する場所って特に医学部っていうコミュニティにはなかなかないので新しい発見ができます。
もっと近いところで言えば、cafeがあります。
好きでよく行くんですが、そんな身近な場所でも作業がはかどったり、ちょっとした発見もあり、とにかくちょっとでも外に出て実際に触れてみることが大切だと思います。
(今はなかなかそういう訳にもいかないですが、オンラインでも毎日のように発信されているので活用するしかないです!)
自己紹介になってるか分かりませんが、自分の興味や大学生活からこんな人なんだ、とちょっとでも感じていただけると嬉しいです!
テーマも3つに分けて進めてきたのですが、
正確には分けられないんだと思います。
本、人、旅。
これらは密接に関わりあってて。
きっとこれからも自分をつくってくれるであろう、本、人、旅。
それぞれでの出会いを改めて大切にしなきゃなって思います。
それでは、よろしくお願いいたします。