食品/化粧品の製品アイデアはどうやって作る?③競合をみる
さてさて、前回の続きです!
前回読んでいらっしゃらない方がいたら、以下から読んでいただけると嬉しいです!
自分なりのアイデアストックが出てきたらお次は競合を確認しましょう!
==========
競合をみる
さてさて自分のアイデアのストックができてきたらいよいよ試作に取り掛かりたい。。。いやちょっと待って!自分の製品が市場に出て売り上げが稼げりうような製品として通用するかどうかは、競合状況によりけりです。
競合状況ってどう考えるのか?詳しくは、以下は必ず確認しておく必要があります!
==========
・自分が考えている製品もしくはブランドは既に世の中にあるのか?ないのか?
→直接の競合となるのであれば必ず差別化点を考えておく。
・あるのであれば、どういうラインナップ、特徴、価格、販売経路、CM、評価さらに売り上げはどうなっているか?
→他社が既に先行していて売れているのであれば、その理由も考えてみる。ニーズが大きそうなのか?CMが単に良いからか?後から追うのであればなお差別化点が必要。売り上げの把握はまずは『富士経済』などを頼りに!
・全く同じものが売られていなくても、似たようなものがあればそれについても情報を拾っておく。
→お客さんの現行対処法がそれに当たる可能性が高い。そこでの不具合などが口コミで拾えればそれを改善しておくだけで差別化に成る。
・同じものが無いのであればその理由も考える。
→根本的に現代の技術ではできっこないドラえもん的な製品ではないか?(例:どこでもドア)もしくは全くニーズがないかも?売り上げが取れそうにないか?(例:単価がめっちゃ安くなりがち)
技術的なハードルに関しては展示会やOEMとの面談などで技術者にヒアリングしてみるのもあり。ニーズがあるかないかはWEB調査を実施してみる(例:マクロミル)
感が
・市場に出ていなくても開発されているのか?調べる。
→ここら辺はノウハウがあるのでまた別途語りますw
==========
少なくとも以上は考えておいて、他社と差別化された製品もしくは売り方を考えてから動き出しましょう。
競合状況って意識しないと意外と抜け漏れます。最近は TVCMなんぞ全くせずに売れるものが溢れているので、積極的に調べないと競合の情報を知らないで終わる場合もあります。それはつまりターゲットとなるお客さんが見ているであろうメディアによく出てくるものは常々調べておかないといけない!ということですね。
私自身もついついアイデアばっかり考えて、実際に競合を調べてみたら既に発売していてなんも新しくない、、、となることが正直しょっちゅうあります。
後から追従するには圧倒的マーケティング力か差別化ポイントがないと正直大きな売り上げは難しいです。マーケティングには費用もかかります。できれば差別化ポイントを一言でさらっと言えるぐらいになるまで差別化した製品アイデアを練りましょう。それまでは実際の試作などはスタートしてはダメ!ぐらいに思っておきましょう。
==========
まとめ
今日は自分のアイデアのストックができたら、まずは競合を見ましょうということを話しました。
競合は目に見えているだけではなく、実際はまだ開発中で市場に現れていないものも膨大にある、ということは頭の端に置いておいてくださいね。
では今日もありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?