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アートに触れる|クリスマス旅行🎄inオランダ・アムステルダム③|まり_Mederu

Jó napot, mindenki!
ハンガリー ブダペストに住んでいる、Mariです。

数回に分けてお伝えしている、クリスマス🎄オランダ旅行。
今回は、いくつか訪れた美術鑑賞に関して。

アート大国 オランダ・アムステルダム

オランダは、言わずと知れた芸術国家。
レンブラントに、フェルメール。そして、ゴッホもオランダ出身。

我が子は、ミッフィーの影響もあり、美術館を訪れるのを楽しみにしていました。

3冊セットの
ミッフィー絵かきさんシリーズ

訪れたのは、『Rijksmuseum(アムステルダム国立美術館)』と『Van Gogh Museum(ゴッホ美術館)
どちらも目と鼻の先というくらいに近く、同じConcertgebouwというトラム駅から向かいました。
駅のすぐ側には、Museumpleinという大きな広場もあり、そこではクリスマスマーケットが開催されていました。

アムステルダム国立美術館のロビー
ゴッホ美術館の一画

大学時代に、美学美術史学科を専攻し、ペーパー学芸員資格を有しているだけに、美術館・博物館を訪れるのは、わたしにとって旅行の醍醐味でもあります。

そんな私が今回感動したのは、両美術館ともに、”誰もが楽しめる工夫”がされていたことでした。

子供向けのアート鑑賞

いくら絵本で興味を持っていると言っても、就学したての我が子は入るなり、大きさに圧倒され飽き飽きモード。
「これは、ショートカットで回らなければいけないパターンか。。。」
と入館早々、内心残念に思っていました。

それを助けてくれたのが、子供向けのアクティビティでした。
アムステルダム国立美術館では、デバイスを使った『Family Quest general collection(有料)』というものが用意され、
一方、ゴッホ美術館ではリーフレットを使った簡単なアクテビティがありました。

アクティビティのリーフレット

景品のシール

どちらも探検するかのように、数ある指示をクリアしていくというもの。

ただ館内を回るだけではつまらなさそうにしていた子供も、
デバイスやリーフレットを手にした途端、スイッチが入ったかのように、サッサと作品を見て回っていました。

もちろんアクティビティがあったからと言って、
大人が鑑賞するように、、、
・画を眺め、
・作品名や制作年、使用画材を確認し、
・細部を鑑賞する
なんてことにはなりませんが、それでも、
”この指示の絵はどこにある?何が描かれている?”
ということを、無意識に出来るのは、興味関心を喚起させる素晴らしい施策だと感じました。

社会にある文化を、どのように子どもたちに触れさせるか。
それは、国の豊かさに直結する重要なポイントなのだと、改めて思いました。

ただ、それをするから偉いとか良いとかいうことではなく、
親としては無理強いしない形で、”こういうものがあるんだよ。どう?”と示せたら。

そして、子どもの中に、ほんの一粒でもそのときの記憶や肌感覚、感じたことが残り、人生の何かに繋がったら、それほど嬉しいことはありません。

そういう私は、アート鑑賞不足。月1回くらいは足を運ぼう。
今回も読了してくださり、ありがとうございました。Szép napot!

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Mari_Mederu | ヨーロッパ暮らし・子育て
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