■転職支援サービスの会社が転職をさせないサービスを始めた訳
こんにちは。
Medi(メディー)カウンセラーの若林ひろこです。
私は新卒から医療従事者として病院・クリニックで勤務した後、医療機器のメーカーを経て人材業界へ。働く人のサポートをしたいとキャリアにまつわるカウンセリングをしています。
医療業界出身という背景から医療従事者からもご相談を頂くことも多く、20-30代を中心に働く中でのさまざまな悩みが寄せられます。
その中でよく聞く悩みのひとつに
転職をしたものの、前職の方が良かったのではないかと転職を後悔しているというお悩みがあります。
その悩みが発生する背景には
転職活動の流れが関係していると事が多くあります。
転職活動の主な流れとは
転職を考えた場合に、まず求人サイトを見たり転職支援サービス(以下転職エージェント)に登録をする方が多いと思います。
このnoteを運営する母体のメドフィットも、医療技術者を対象にした転職エージェントです。
転職エージェントでは通常
①登録
↓
②転職希望をヒアリング
↓
③転職活動(お仕事紹介・面接)
↓
④転職終了
このような流れで登録者の転職支援を進めていきます。
転職エージェントの多くの目的は
あくまで『登録者の方が転職をする事』。
登録時の希望をもとに、条件などマッチする転職先を探して紹介していきます。
ここにミスマッチが生まれる落とし穴が存在します。
ミスマッチが生まれる理由とは
『登録者の方が転職をする事』が目的になっているため
転職の条件に注目しすぎて
『転職したその先』にどうしたいのか?
ここを転職エージェントや、ましてや登録者本人も軽視してしまう時があるのです。
そうなってしまうと、冒頭のケースのように『前職の方が良かった』となるケースが発生する可能性があります。
メドフィットでは、大事な転機をただの転職で終わらせずに
転職したその先『転職後の活躍』を真の目的にしています。
『転職後の活躍』とはどういう事か
転職後の活躍とは、登録者が長期的なキャリアを見据えた時に
この転職が『成功』であったかどうかが重要だと考えています。
「転職の成功」の定義は人によると思いますが
短期的には、登録者であり転職をした本人が転職して良かった。
自分のキャリアにとって良い選択肢だった!と実感してもらえる事。
そして採用した医療機関にとっても、良い採用だった。
と思ってもらえる事が、まずメドフィットでの短期的な転職の成功です。
そして長期的には、登録者の『理想のキャリア』に結び付いている事が大切であり
転職をする事でその理想に近づいて行く事が『転職後の活躍』だと考えています。
『転職後の活躍』を実現するにはどうしたら良いか。
要素は様々ありますが
この3ステップが大切だと私たちは考えています。
『転職の目的』を考え、理想のキャリアを描いたときに
その目的を叶える選択肢や具体的な行動が、
必ずしも『転職』である必要はないとも考えています。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが
転職はあくまで『理想的のキャリアを実現する』ための手段です。
あなたにとって、転職が正解の手段ではない場合は
『転職をさせない』ことも私たちのサービスに含まれています。
私たちが行っていること
メドフィットでは転職支援を軸としながら
医療従事者が理想のキャリアを実現するために
キャリアに関する悩みや情報について発信していくMedi(メディー)を開始しました。
時には転職をしないで、現職で活躍していく事も含め
理想のキャリアを実現するために
このnoteでは『働く』に関連したさまざまな悩みの実例も取り上げながら、どうしたら自分らしい理想的な働き方ができるのかを考えていきます。
転職支援サービスの会社が転職をさせないサービスを始めた訳
医療業界で働く方のキャリアをより良いものにするために
転職支援を行っている立場から
転職以外の手段や転職をする前に考えて欲しい事を発信する事で
働き方を含むキャリア全般の視野広げて、挑戦をしていく後押しをしていきたいとの思いがあります。
広い視野で先を見据え、自分のキャリアを考えた時に
『転職』という方法をとる際は
転職支援の立場でサポートを致します。
もしご自身でも相談してみたい事、また「私ならこうする」というご意見などもあればお気軽にメッセージで送ってください。