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病院って赤字で大丈夫?若手医師・医学生が考えてみた[テーマ設定記事]

テーマ考案者
ぎょうざちゃん👶
医学部5年。怖がりな挑戦好き。
ワクワクする方を選んでそれを「正解」にする努力ができる人になりたい

昨今、日本の医療現場では「病院の赤字」が大きな課題として注目されています。
特に地方の中小病院では経営の厳しさが増しており、働き方改革の流れも相まって、そのしわ寄せが医師や医療スタッフの労働環境に影響を与えているようです。

(※この記事に対する読者のコメントも参考になります!)

2024年10月4日国立大学病院長会議資料 https://www.m3.com/news/iryoishin/1236912?

先生方からもうちの病院は赤字なんだよという話を聞くこともありましたが、42大学病院のうち赤字見込みは32病院で赤字、つまり75%以上が赤字、という事実には驚きを隠せませんでした。
しかし一方で、医学生は毎日現場に参加して病棟実習をしているにも関わらず、病院の経営や収支を学んだり、関心を持つ場面は、限りなくゼロに近いように感じます。
私自身、外来見学でたまに病院の経営や診療点数について雑談のように話してくださる先生はいらっしゃいますが、恥ずかしながらふーんと聞き流してることが多いと自覚しています。
医業損益、診療単価、不採算地区病院、、。https://www.ajha.or.jp/voice/pdf/231130_2.pdf
正直医学生の私にとっては難しい言葉が並ぶ、とっつきにくい話題です。

それでもこのタイミングをきっかけに、少しでも勉強してみようかな、知っていたら実習中に視野が広がるかなと、ちょっと前向きに情報を集めてみようと思いました。
「病院赤字」について考え自分の意見を持つことは、医療の持続可能性を理解し、将来の医療提供者として責任ある判断をする基盤を築くためにとても大切なことではないかと考えます。
この問題を共有して、若い医師や医学生が話し合い、自らの意見を記事にして発信するというのは、前例のない興味深い内容になるのではないかなと思います。
ぜひ試行錯誤しながら、考えてみてください!


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