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(平野啓一郎著)短編集『富士山』の「息吹」をオーディオブックで聴く。|早期発見・早期治療 〜大腸内視鏡検査のすすめ

平野啓一郎の短編集『富士山』をオーディオブックで聴いています。
全5作品の短編から、今回は『息吹』を聴き終えました。

『息吹』は、大腸内視鏡検査を受診した男性の物語です。
検査の結果、早期発見ということで、命に関わるような病気には至らずに、家族も一安心していました。
しかし、その後の主人公の精神状態は、不安定な状態に変化していきます。

大腸がんは、ポリープの段階で切除することで予防ができます。
しかし、初期のポリープの段階では、自覚症状がないため、内視鏡検査を受診する人は少ないのが現実です。
胃カメラもそうですが、内視鏡検査は、痛くて苦しい、そして怖いというイメージがあります。
それは昔の話で、最近は麻酔の技術が上がっているのか、ほとんど気持ちよく眠っている間に検査は終わります。

人間ドックの便潜血検査で陽性だった場合は、必ず内視鏡検査を受診することをおすすめします。
将来、もしもあのとき受診していればと後悔しないためにも、早期発見・早期治療を心がけたいみのです。

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