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【読書】星友哲(著)全米トップ校が教える自己肯定感の育て方』を読み始める。

自己肯定感という言葉を聞くたびに、気持ちがモヤモヤしてしまいます。私は常に自己肯定感が低いと感じており、そして高めたいと考えているのです。

この本のタイトルである、自己肯定感を育てるという言葉を見て、何故か惹かれるものがありました。自己肯定感を高めようと考えるから、苦しくなるのであって、育てると考えると気持ちが少し楽になる感じがします。

他人から褒められたりして、承認欲求が満たされると、自己肯定感が高まったような気持ちになりますが、それはあまりいい事ではありません。
自己というのは、自分自身ということなので、失敗をして落ち込んでいる自分のことも肯定しないといけないのです。人は失敗から学ぶこともあるというか、失敗から学ばなければいけないのです。そういうことを理解して、ポジティブな気持ちになれる事が、自己肯定感が高いといえます。そうやって、自己肯定感は育てるものなのです。ネガティブな気持ちを抑え込んだり、忘れようとしていると、いつまで経っても自己肯定感は育ちません。

なりたい自分ではなく、ポジティブな自分もネガティブな自分も、現実のままを受け入れます。その上で自分に価値を見つける事が、理想とする自己肯定感なのです。

私が考えていた自己肯定感とは、少しズレがあります。私は単に、自信がある状態、ポジティブな気持ちの状態がずっと続く事を望んでいました。実際にはそんなことは不可能で、落ち込んでいる自分も受け入れて、未来に繋げていかなければならないのです。


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