『絵を見る技術』秋田麻早子(著)を読了。
秋田麻早子(著)『絵を見る技術』を読了しました。
これまで、技術的なことはあまり考えずに絵画を見てきましたが、この本を読むことによって、基礎的な知識を知ることができました。
何事も、知識があった方が楽しめるのは確かです。
野球のルールを知らない人が、甲子園球場にプロ野球の試合を見に行っても、あまり楽しめないでしょう。
それと同じで、絵画の知識のない人が美術展に行っても、本当の意味では楽しめないのです。
私は、美術展に行ったとき、「もし、ひとつだけ持って帰ってもいいよ」と言われたら、どれを持って帰ろうかと考えながら作品を見ていきます。
これまでは、どの絵が好きかという感性だけで楽しんできましたが、これからは視線誘導や構図などの技術を意識して見ることができそうです。
これからも、できるだけ多くの作品を見て、学んだ技術を楽しんでいきたいと思います。
しかし、ヨーロッパやアメリカの美術館や、教会などに現物を見に行くのは簡単ではありません。
今は、ネットで検索すると、殆どの名画はパソコンなどで見ることができます。
『絵を見る技術』には、名画を掲載して解説がされていますが、ネットで検索して、できるだけ大きな画面で名画を見ながら読むと、より一層楽しめます。
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