見出し画像

『女生徒』(太宰治著)|「燈籠」を読み終える|隙間時間を有効活用できる短編小説

太宰治著『女生徒』を読み始めています。
この本を読もうと思ったきっかけは、いま、オーディオブックで聴いている、原田ひ香著『図書館のお夜食』に登場したからです。

太宰治の作品を読むのは、かなり前に、『人間失格』を読んで以来となります。
太宰治といえば、他に思いつくのは『走れメロス』ですが、私はまだ読んだことがありません。
中学校くらいで習ったのかもしれませんが、記憶にないのです。

『女生徒』は、14編の作品からなる短編小説集です。
まず、1作品目の『灯籠』を読み終えたところです。
全部で9ページという、短編の中でも、短い方の作品です。
女性が些細なことで、犯罪に手を染めてしまうという物語は、最近読んだ、川上未映子著『黄色い家』を思い出させました。

いつも、長編小説を読んで、達成感を感じて満足していた私ですが、隙間時間で完結する短編小説は、ストレスなく読むことができて、意外と心地良い気持ちになりました。

残り13編、いつでも隙間時間に読めるように、鞄の中に携帯しておきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!