垣根涼介(著)『室町無頼』上巻を読了。〜直ぐに下巻を発注する。
垣根涼介(著)『室町無頼』の上巻を読み終えました。
室町時代は、1338年に足利尊氏が征夷大将軍に任じられてから、1573年に15代将軍足利義昭が織田信長に追放されるまで、235年間続きました。
私自身としては、その235年の間に何があったかということに関して、あまり興味が湧かなかったというのが事実です。
歴史というのは時代が変わるとき、いわゆる政権交代劇が面白いのです。
それぞれの時代の中期でも、政権が変わらないとしても、いろんな争いや事件が起こっています。
『室町無頼』のような小説を読んでいると、物語りの時代背景を知りたくなるのです。
今は検索すれば、様々な情報を得ることができます。
知らないことを検索していくと、知っていることと繋がる瞬間があって、その瞬間にはなんとも言えない快感を感じます。
歴史は、大きな物語りとして繋がっているということが実感できるのです。
上巻を読み終えて、さて後半はどういった展開が待っているのだろうか。
続きが読みたくて、直ぐに下巻を発注しました。
明日、会社から帰るとポストに入っている筈です。
便利な世の中になりました。
室町時代には、考えられないことです。