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【2024年12月の読書記録】読了した8冊の本の振り返り

あけましておめでとうございます。
新しい月、そして新しい年が始まりました。
月初めには毎月、前月に読了した本を振り返るのですが、今回は新年ということで、簡単に昨年1年間に読了した本についても振り返りたいと思います。

2024年に読了した本、70冊

notionへの読書記録

2024年、1年間に読了した本は70冊となります。
年間100冊を目指していたのですが、程遠い数字となりました。
細かな分析はしていませんが、全体的には文章の書き方に関する本と、日本史に関する本が多くなっています。

文章の書き方については、昨年の1月から6月まで、Webライティングに関する講座を受講していたためです。
また、日本史に関する本については、もともと多く読んでいたのですが、垣根涼介著『室町無頼』を読んだことをきっかけに、室町時代を舞台にした小説や解説書を多く読むようになりました。

2024年12月に読了した8冊の本

2024年12月に読了した本は8冊でした。
内訳は、小説が4冊とビジネス・自己啓発系が4冊ということで、バランスよく楽しめることができました。
以下に、読了した順に紹介をしていきます。

大純はる著『日根野の王』

著者の大純はるさんとの出会いは、私のこの拙いnoteの文章に「❤️」を押していただけたのがきっかけです。
どんな方なのだろうとチェックしてみると『日根野の王』という見出しが目に止まりました。
「大阪府泉佐野市日根野」…この地にこんな物語があったとは。

安達裕哉著『頭のいい人が話す前に考えていること』

頭のいい人かどうかは、他人が決めることです。
頭のいい人は、話す前だけでなく何事においても行動する前によく考えています。
そして、よく勉強をいしています。
つまり、努力をしているのです。
頭のいい人と他人から言われるようになるには、よく考えてよく勉強することです。

三宅香帆著『「好き」を言語化する技術』

著者は、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が大ブレイク中の三宅香帆さんです。
「好き」を言語化するには、ただ単に「好き」だけで終わらず、どういうところが「好き」なのか、なぜ「好き」なのかを言語化すればいいのです。ただそれだけです。
しかし、これが普段からやっていないと、なかなか出てこないものです。
普段から自分が感じたことを、言語化する習慣をつけることが一番の近道です。

田中泰延著『読みたいことを、書けばいい。』

これまで数々の文章の書き方に関する本を読んできましたが、そういった本の内容とは少し違うニュアンスのことが書かれていました。
全ての文章には、目的があります。
その目的によって文章の書き方が変わります。
文法的に間違っていなければ、どういう書き方が正しいというルールは存在しないのです。

万城目学著『八月の御所グラウンド』

「京都小説」というジャンルがあるのかどうかわかりません。
そもそもジャンルなんていうものは、いくらでも作れるものとも言えます。
あえて京都を舞台にした小説と「京都小説」とします。
私にとって、その代表的な作家は森見登美彦さんです。
歴史小説の多くは、京都が舞台になるので「京都小説」といえます。
三島由紀夫の『金閣寺』も「京都小説」ですね。


井上靖著『夏草冬濤(下)』

『しろばんば』に続いて読みました。
大正時代の物語なのですが、不思議と引き込まれてしまいます。
そして、どこか懐かしさを感じる物語でした。
物語はこの後、『北の海』に続きます。

井原忠政著『馬廻役仁義(三河雑兵心得➓)』

天下統一まで、あと一歩まできた豊臣秀吉に立ちはだかる徳川家康。
その馬廻役に抜擢された主人公の植田茂兵衛。
彼は、足軽の時代から戦続きでしたが、この巻では珍しく戦の場面がありません。
平和な世の中に近づいているということでしょうか。
しかし、戦国時代はまだまだ長く続くのです。

和田秀樹著『60歳からは「これ」しかやらない』

来年、60歳を迎える私が手に取った本。
世の中にはいろんな状況で60歳を迎える人がいます。
経済的に豊かな人もいれば、そうでない人、健康な人もいれば、そうでない人など様々です。
あらかじめ本書を読んでおけば、安心して60歳を迎えることができます。

2025年の読書について

2025年3月に私は、60歳を迎えて環境は大きく変わりますが、読書は続けていきたいと思っています。
環境が変わることによって、自分自身の心境がどのように変わるのか、また、どんな本と出会えて新たな世界が広がるのか、楽しみにしています。

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