【読書】人間ドックを受診して『すばらしい人体』を読み返す
年に一度の人間ドックを受診してきました。
昨年から受診している病院が変わって、胃の検査はバリュームではなくて内視鏡検査にしています。
何年か前に初めて胃カメラの検査をしたときは、めちゃめちゃ苦しかったのを思い出します。
こんな苦しいのは2度と嫌だと思いました。
苦しんでいると、女性の看護師さんが背中をさすってくれました。
そうすると不思議と楽になりました。
人間の手というのは、不思議なもんだと改めて感じました。
そういえば、子供が頭を打って泣いていていも、撫でてやると泣き止みます。
人の手には何か不思議な力があるのは確かです。
最近の内視鏡検査は寝ている間に終わる
最近の内視鏡検査は、鎮静剤を使用するため、全く痛みとか苦しさはありません。
寝ている間に終わってしまうのです。
その効果は、不思議で仕方がありません。
検査が始まるほんの手前まで意識はあるのですが、気がつけば終わっているのです。
私の場合、脈が遅いということで初めに点滴をされました。
点滴の成分は何か分かりません。
そして検査室に入って、お医者さんが点滴の管のところに別の何かを注入しているようでした。
そのあたりまでは意識があるのですが、次に気がついた時には検査室とは別の部屋で、検査が終わった後でした。
時間にして15分か20分くらいの間だっと思います。
その間、痛みとか苦しさとかは全くないのです。
山本健人著『すばらしい人体』
人間ドックを受診して、改めてこの本を読み返しました。
人間の体の仕組みは不思議なことだらけです。
そして医学の進歩は考えらないくらい進んでいて、難病は別として、発見が早ければ殆どの病気は治療することができます。
今の医学では完治することはできなくても、進行を遅らせながら命を守ことができる病気もあります。
命を守っていれば、数年後には完治できるようになる可能性もあります。
実際に、過去には治らないと言われていた病気が、今は普通になる病気がいくらでもあります。
体を健康に保つためには、運動をした方が良いとか、睡眠が大事だとか、お酒はよくないとかよく言われます。
そういうことも客観的に自分の体の仕組みを知ると理解ができます。
理解はできても、生活習慣というのは中々変えることができないのが現実です。
それでも、こういった本を読めば、悪い習慣を断ち切る切っ掛けになることもあります。
そう考えると、読書も読む本によっては健康にも良いことだと言えます。