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『図書館のお夜食』(原田ひ香 著)を、オーディオブックで聴き始める。|空腹注意!先ずはカレーを食べたくなります。

原田ひ香(著)『図書館のお夜食』という小説を、オーディオブックで聴き始めています。
タイトルを見ただけで私は、パブロフの犬になってしまいました。

基本的に、どこの図書館に行っても「飲食禁止」という紙が貼られているものです。
それが、図書館でお夜食が食べられるなんていうのは、夢のようなお話です。

原田ひ香さんの作品は、これまで『古本食堂』『喫茶おじさん』を読みましたが、どちらも美味しそうな食べ物が登場します。
そういうこともあって、期待を込めて聴き始めました。

第一話は『しろばんばのカレー 』というタイトルです。
『しろばんば』というのは、井上靖さんの作品のタイトルです。
『しろばんば』の中に出てくるカレーを再現したものが登場します。

しろばんばのカレーの特徴は、大根とコンビーフが入っていることです。
カレーに大根を入れるのは、珍しいのではないでしょうか。
それにコンビーフというのも、意外な感じがします。

そういえばスーパーマーケットの缶詰売り場に行けば、必ずコンビーフが置かれていますが、買ったことがありません。
コンビーフは、牛肉を塩漬けにしたものなので、これはカレーに入れるのはありでしょう。

物語を聴いているだけで、カレーを食べたくなってきました。
しろばんばのカレーをわざわざ作るのは面倒くさいので、とりあえず今夜は「ボンカレー・ネオ」を食べようかと思います。
(私は、いつでもカレーが食べられるように「ボンカレー・ネオ」を、常備しているのです。)

第二話は『「ままや」の人参ごはん』です。
まだ、聴き進めていないので、どんな食べものなのか分かりませんが、何となく美味しそうなタイトルで、物語の展開が楽しみです。

原田ひ香さんの小説は、お腹が空きます。
そして、食べているシーンを聴いているだけで、幸せを感じます。
やはり原田ひ香さんの作品は、期待を裏切りません。

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