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12月に読了した本、7冊。

2023年も、あっという間に終わってしまいました。1年を振り返る間もなく、気がつけば年が変わっていたという感じです。
今年1年間の読書を振り返りたいところですが、まずは12月に読了した本を、紹介したいと思います。

12月に読了した本

12月に読了した本は、7冊でした。小説が5冊と、ビジネス書が2冊です。ビジネス書の定義がよく分からないのですが、一応、ビジネス書としておきます。
小説5冊のうち、シリーズものが3冊という構成です。


ファン・ボルム(著)牧野美加(訳)『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』

私は、ファッションセンスにはあまり自身がありません。なので、服を買いに行った時には、必ず店員さんに相談をします。(ファストファッション店は別ですが)
服屋さんの店員さんは、喜んで相談に乗ってくれます。
本屋さんに本を買いにいっても、その本屋さんのオーナーや、店員さんと会話をすることはほとんどありません。
本屋さんの数が年々減っているという話をよく耳にしますが、気安く話しかけることができる本屋さんがあれば、人気店になるのかもしれません。
私は、自宅の近所にそんな本屋さんがあったら、幸せだろうなと思います。

井原忠政(著)『北近江合戦心得<三>長篠忠義』

『北近江合戦心得シリーズ』の第3巻目です。「長篠の戦い」といえば、織田信長が、鉄砲の3段撃ちで武田の騎馬軍団に勝利した、歴史的な戦いです。その戦いの中で、主人公は活躍をします。

小林弘幸(著)『はじめる習慣』

どんなことでも、習慣化することは難しいものです。それに比べて、何かを始めることは簡単にできます。
始める習慣というのは、矛盾した言葉のように感じますが、要はトライアンドエラーを繰り返して、そんな中から本当に習慣化できるものが見つかれば儲け物というイメージです。
何かを始めなければ、習慣化は不可能なわけですから。

原田ひ香(著)『喫茶おじさん』

大概のおじさんは、女性と接するのが苦手ではないでしょうか。中には得意な人もいると思いますが、私の周りにいるおじさんたちは、みんな苦手です。おじさんになると、なぜか奥さんも娘さんも不機嫌になるのです。おじさんにとっては、不機嫌の理由が全くわからないのです。これは、とても辛いものです。

青木祐子(著)『これは経費で落ちません!11』

「これは経費で落ちません」・・・・経理部から電話がかかってきて、よく言われた言葉です。悪気があったわけではありません。無知だっただけです。当たり前のことですが、会社で使うものと、個人が使うものは区別する必要があります。
それをはっきりと区別ができればいいのですが、どちらともいえなものも、結構あるものです。特に接待交際費は、微妙なことが多くあります。
そして、例え経費として認められるものでも、企業としては、不必要な経費は極力抑えなければならないのです。

安達裕哉(著)『頭のいい人が話す前に考えていること』

頭のいい人って言いますが、結局は誰かと比べているわけです。
誰と比べているのか・・・基本的には、自分と比べているのです。
頭のいい人になりたいと、みんな思っています。だから、頭のいい人は何を考えているのだろうと、とても気になります。
そういう意味では、とてもよくできたタイトルの本です。売れるはずです。このタイトルを考えた人は、とても頭のいい人だと思います。

井原忠政(著)『三河雑兵心得〈参〉足軽小頭仁義』

当時の徳川家の足軽小頭という身分は、現在の企業に例えると、中小企業の主任クラスといったところでしょうか。
物語りの舞台となる遠江は、現在の静岡県浜松市になります。
浜松市には、ヤマハやスズキ、河合楽器、ローランドといった、世界に名だたる企業の発祥地であり、今も本社や工場があります。
豊田自動車の創始者、豊田佐吉が生まれた場所も、現在の浜松市の西隣にある湖西市です。
あまり小説とは関係はありませんが、何処かに歴史との因果関係がある気がするのです。

12月も良い読書ができた

そんなこんなで、振り返ってみると、今月も良い読書ができたなと、自己満足に浸っています。
2024年も、良い本に出会えることが楽しみです。

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